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最近、視線が気になる。
志歩「じゃあ、最後に合わせようか」
咲希「は〜い!」
?¿?¿「…………」
咲希「…?」
一歌「咲希?どうしたの?」
咲希「なんでもないよ〜!」
周りを見ても誰もこっちを見ていない。それどころか、誰もいない。もう、恐怖を超えそうだ。
咲希「……ねぇ、アタシを見てる人はどうして見てるの?」
そこでアタシはバカ正直に聞いた。返答は来るわけ無いかと思っていたら
?¿?¿「……ごメん。いやナらやめルよ」
まさかの返答が帰ってきた。
咲希「あ、えっ、いや…どうして見てるのかなぁって思っちゃって!」
?¿?¿「………セカイに」
咲希「えっ?」
次の瞬間、視線が消えた感覚がした。
咲希「セカイって…セカイにいるのかな…?」
裏命『想いを壊すために出来るセカイだってある』
咲希「想い…アタシの?」
でも、真実はどうなんだろう。確かに、想いを壊すためにできるセカイだってあるかも知れない。
咲希「行こう。確かめなきゃ」
これは確かめなきゃいけない気がする。そのままにしちゃうと…セカイが、あのセカイが壊れるかも知れない気がしたから。
.☆.。.:*・゚♪
咲希「ここが…アタシのセカイ?」
セカイにはいっちゃんのセカイのように薄い水の膜があり、折り紙が散らばっていた。
咲希「この折り紙、くしゃくしゃ…」
折り紙には何度も折られた形跡があった。
「ッなんで…!!」
咲希「へ?」
後ろから声が聞こえ、振り返ると物凄く驚いたりめちゃんがいた。
裏命「なんでここにいるの?どうして…」
星界「裏命ちゃん!」
りめちゃんが言いかけようとしたらせかいちゃんが走ってきた。
咲希「か、勝手に気にちゃってごめんね。えっと…聞きたいことがあるんだ。いい、かな?」
裏命「………………」
りめちゃんは下唇を噛んで黙った。せかいちゃんは自分の服の裾を掴んでオロオロしている。
咲希「…お願い」
自分でもびっくりするくらいの真剣な声が出た。
裏命「………分かった。大体、こっちに来た理由は分かってるよ」
咲希「えっ、そうなの?」
星界「裏命ちゃんはね、勘が鋭いんだよ。だから嘘とかもすぐバレちゃうんだぁ…w」
案内されながらせかいちゃんとお話をした。りめちゃんはアタシたちの前にいて、案内してくれている。
数分後、着いたのは折り紙で作られた大きな鶴の前だった。
?¿?¿「あ、いらっしゃい」
咲希「あ、さっきの…」
?¿?¿「私は
ミク。よろしくね?咲希」