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咲希「ミ…ミクちゃん…!?」

ミク「うん、よろしく(ニコッ」

とっても自然な笑顔。だけどアタシには…ううん、今のアタシには嘘に見えた。

裏命「ミク様、今は良いのではないのでしょうか」

ミク「………咲希は、どう思う?(微笑む」

今の微笑みは困ったようにアタシは感じた。でも “ 感じる ” じゃダメだと思う。 “ 分かり合いたい ” そう思った。

咲希「…ミクちゃんは、どっちが良いと思う?」

ミク「…………ふふっ、面白いこと言うね(笑」

あ、今のは本当…。その時、何故かアタシにまとわりついてる鎖が外れた気がした。

咲希「アタシは、取り繕って欲しくないなぁ?」

ミク「なら、いいや」

星界「……ミク様」

メイドさんのような仕草でみくちゃんのことをせかいちゃんが呼んだ。

ミク「…そうだった。咲希、何か聞きたかったことがあるんでしょ?話してみて」

咲希「あっ、じゃ、じゃあいい?」

ミク「?どうして聞くの?」

うっ…ミクちゃんから純粋すぎる疑問が…。

咲希「あ〜、ま、まぁ…ね?えっと、それで質問なんだけど」

ミク「うん」

咲希「このセカイってどんな名前なの?」

一番ぱっと思い浮かんだ疑問を聞く。

ミク「…“飛び立てないセカイ”だよ」

咲希「飛び立てない…」

星界「この大きな鶴があるでしょう?実はこの鶴は名前があるんだよ」

口元に手を当ててクスクス笑っているせかいちゃんは面白いことを言った。

咲希「じゃあ、この鶴のお名前はなんですか〜?」

ミク「…咲希はなんだと思う?」

まさかの質問に質問を返した…!?

咲希「えぇ〜?う〜ん…なんだろう?」

ミク「咲希はどう見えた?」

咲希「…可哀想に見えたよ」

アタシの第一印象は「可哀想」だった。

ミク「この子の名前はね、プアだよ」

咲希「プアちゃん?」

裏命「英語で「Poor」。和訳すると「可哀想」などという理由になるの」

りめちゃんが真顔で説明をする。

咲希「なるほど…」

星界「あ、咲希ちゃん。時間、大丈夫?」

咲希「えっ?………あーー!!」

スマホを見るともう23時。

咲希「だからさっきからちょっと眠かったんだ〜…ごめん、みんな!アタシ、寝ないと…」

ミク「大丈夫。またね」

咲希「うんっ!」



ミク「…素を出せる人、いるといいね」





.☆.。.:*・゚♪









ミクの見た目(イメージ)↓

画像

星が消えたあの子の想い

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