前回のあらすじーーと,言いたい所だが
前に「あれ,初期ってどんな感じだったっけ?」となり読み返していたのだがあまりにもアレ過ぎて呻き声が出かけた作者っす
前回,何故かエラーかバグか、保存したにも関わらず文字が一部消えていた為すみませんが投稿された後にすぐ読み終えてしまった方々は追加されているはずなので読んで頂けると光栄です…
太陽が昇りカーテンから光が漏れて目覚める
やっぱり光は嫌いだ
下半身に謎の重み
見ると双子が居た
昨日は何してたか
兎に角警戒していたのは覚えている
クッソ、あんまり記憶力ねぇせいで分からん
あのイカれポンチにも言われたが良い加減多少は興味を持った方が良いのだろう
面倒いからしないが
上半身を起こし双子の頭を撫でる
何でこんなに無防備に寝れるのか不思議な物だ
そのまま退かすのも後々何か言われそうな気もした
トントン,軽く手で双子の肩を叩く
「「…」」
寝ぼけている
欠伸をし顔を上げる
双子が同時に此方を数秒見つめる
脳がようやく完成したのか双子は声にならない悲鳴を上げる
「なん、なっなで!?」
「何で!?」
1人が正しく発音する
此奴ら初対面に比べて個人差出て来たなーー
何て呑気な事を考える
…
駄目だ
完全に絆されてる
頭では分かっているものの何故か言う事を聞かない脳をぐちゃぐちゃしたくなる
『で,何で私の部屋に居るんだ?』
「あばばばば」
ミミがてんぱる
「あびばっば」
ナナが更にてんぱる
やっぱり此奴ら個人差出てんな
『もう一度お聞きしても?』
レイさんが飲んでいたコップを机に置く
「なーんか知らないけど国が此奴闇使いか調べろわー!みたいな事言って来てね」
「潜入,『無理』」
「えぇーー!!やってよぉーー!」
『てかそうなるなら私より』
レイさんが言葉を遮る
「だから君が適任なんだってー!」
ピキピキと血管が浮き出るのが分かる
「え?あぁ…潜入の話なんだけどそれでしばらく会えないじゃん?君も君で一緒に寝れて嬉しいでしょ?」
マジでイラっとした
何や此奴
たまに話を出さないまま話を進めたりするが100歩譲ってアレは無いだろ
たまにアイツ何故か常識とかを捨てたの知らんが若干行動がイライラする事がたまにあるんだよな
双子が嫌いな訳ではない
でもな?
無断でそれはねぇだろっつう話なんだわ
『てか何で私が適任なんですか?』
にっこりとレイが笑う
「君は能力を使わなくともフィジカルが化け物並みで”真面目に対話出来る”からね」
『.ん?真面目に対話が出来る?』
「あーーーー優秀な人で8割くらいは復讐とかトラウマでまともに会話出来ないんだよね」
あっはははーー!笑うレイさん
そこでやっと話を理解した
『…能力は非科学的であり使用した時,他者に見られた場合それは非常にまずい事態,国が隠蔽しているのに誰かに見られ噂を流される可能性…』
「そっ,フィジカルが化け物で会話が出来る君は1番の適任だ!」
グッと親指を立てるレイさん
『それで誰か一緒に来るんですか?』
「あぁ,アレックスが来るよ」
『あぁ、分かりました』
「所で!」
何故かレイの顔が輝いている
「男装と女装どっちが良い!?」
『おい待て私は女だ』
「あ,ごめん」
完全に忘れていたとでも言うように謝っている
『まぁ私が性別に従ったコスプレをしたらあらぬ誤解を招きかねないですから男装ですかね』
「おけ,じゃあアレックスは女装ね」
レイさんが紙にメモをする
あ,そういえば潜入って何処だ?
『潜入場所って何処ですか?』
「んーー…とあるパーティー会場何だけど司会者が⚪︎⚪︎と契約してるーーとか変な噂が絶えないの」
『へぇ…ん?』
待て,何か嫌な予感がする,前とは違う何か
「パートナーと踊るタイプの『無理です』」
速攻で私は再度断った
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