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みんなで夕飯を食べ、皿洗いを手伝う…
今日の皿洗いは、光本さん。
光本「学校どう?」
私「ん…まだよく分かんない。でも、今日は疲れた!」
光本「なんで?」
私「午後から、阿部さんきてくれたんだけど、先生職員室行ったきりで…ずっと勉強だった…」
光本「うわぁ…それはスパルタだな(笑)」
私「うん。しかも2人だったからなんかちょっと緊張したってゆか…疲れた。」
光本「怖かった?」
私「ん…怖いわけじゃないけど。深谷さんとか涼宮先生なら全然大丈夫だけど、やっぱりまだ慣れてないからかな?」
光本「そっか。ま、急がなくて大丈夫!」
私「うん…」
光本「そういや、体育の授業しないよね?」
私「しばらくはね…」
光本「来週の日曜日、休みだからさ、運動しに行く?」
私「え?」
光本「体動かすだけでも、すっきりするから!ね?」
私「わかった…」
光本「ほかに休みのやつ誘うか!」
私「うん!!」
日曜日。
光本さんと、涼宮先生、深谷さん、なべさんと公園へ。
バスケするらしい…
その前に準備運動するって。
公園を、10週走るとかいわれたけど、
みんな早い!
私が1週するころには、3週してる…
光本「杏佳ちゃん(笑)3週にしとこうか?」
私「うん(笑)」
その後、足曲げたり伸ばしたり…柔軟体操みたいなこと言われてやった…
その後はバスケ。
私はしたことなくて…
ボールに触るのも初めてだった。
触ってみて、上に投げてキャッチしてみたり、やってみた。
深谷さんとか、指一本でボール回してた…
深谷「杏佳ちゃん、パス練しよっか!」
私「え?」
深谷「杏佳ちゃんは俺と一緒にするから、宮ちゃん!相手して!」
涼宮「OK!」
光本「なべ、俺ら、シュート練習しよーぜ!」
なべ「いいよー」
深谷さんと、涼宮先生のパスをみながら、私が投げてみることに…
何回かして、私1人で、先生にパスをし、受けた。
段々掴めてきた…!!
深谷「いいね!出来てる!!じゃあ、次はシュート練習しよか!」
私「いいけど…休憩したい…ハァハァ…」
深谷「そだね(笑)休憩しよっか!」
休憩してると、4人はバスケゲームを始めた。
楽しそうに、やってる。
私「うわぁ…深谷さんも、先生も、光本さんもバスケ上手いなぁ…てか、普段あんま話さないナベさんも…なんかかっこいい///’_’///」
すると、いきなり後ろから声をかけられた。
「君、ひとり??」
びっくりして振り向くと、そこには、下半身をだした、不審者。
私「……!へ?なに?」
不審者「きみ、かわいいね?どう?ぼくと遊ばない?気持ちいいことしない?」
近寄ってくる不審者。
私「いや…」
怖くて動けない。
不審者が私を掴んだときだった。
光本「離れろ!!」
涼宮「杏佳ちゃん!!」
深谷「警察!!」
なべさんが警察に電話をする…
光本さんが、軽々と不審者を取り押さえる。
涼宮「杏佳ちゃん?大丈夫??」
私「…………」
深谷「とりあえずあっちに移動しよか。ここは、2人に任せよ。」
涼宮「だな。」
そういうと、固まってる私を先生は、軽々と抱きかかえ、移動した。
深谷「ごめんね、1人にしちゃったから…」
涼宮「杏佳ちゃん?大丈夫?」
私「……おろして」
涼宮「え?」
涼宮先生は驚いてたけど、近くにあったベンチにそっと下ろしてくれた
涼宮「杏佳ちゃん?」
私「……なにも見てない…:(´◦ω◦`):」
深谷「へ?」
私「なにも見てない…見てない…見てない…:(´◦ω◦`):」
私はブツブツと、唱えるかのように繰り返して、自分に言い聞かせた。
そうでもしないと、あの時の記憶が…
簡単に蘇る。
気持ち悪い………。
私「…見てない…見てない…見てない:(´◦ω◦`):」
すると。いきならら、ふわりと暖かいものに包まれた。
涼宮「大丈夫。大丈夫だから。守るから。ね?大丈夫。」
そういいながら、そっと抱きしめてくれた涼宮先生。
私「……っ」
私「ウッ…。゚(゚´ω`゚)゚。ワーン」
私はそのまま、泣きじゃくった。
そして、泣き疲れて寝てしまった。
目を覚ました時は、夜で。
自分の、部屋だった。
警察の人が事情聴取したかたったらしいけど、光本さんが話してくれた。
他にも目撃者がいたこともあり、逮捕されたらしい。