テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
休日の朝は、音が少ない。
カーテン越しの光と、
キッチンから聞こえるコーヒーの音。
俺はソファで伸びをして、 眠そうに目をこすった。
あっきぃ「……ぷーのすけ、早くね?」
ぷりっつ「平日と変わらんよ」
キッチンから、落ち着いた声。
マグを二つ持って戻ってきたぷーのすけは、
何も言わずに一つを差し出す。
あっきぃ「ありがと」
自然に受け取って、隣に寄る。
距離は、ゼロ。
学生の頃なら
「近い」とか「暑い」とか言ってたのに、
今はもう、何も言わない。
ソファに並んで、
それぞれのマグを持つ。
俺はぽつりと言った。
あっきぃ「あのさ」
「俺たち、最初っから
こうなる感じだったと思う?」
ぷーのすけは一口飲んでから答える。
ぷりっつ「んー…さぁな」
ぷりっつ「でも」
ちらっと、俺を見る。
ぷりっつ「離れる選択肢は、
一度もなかった」
あっきぃ「それなw」
肩が触れる。
俺は、少しだけ体重を預ける。
あっきぃ「学生のときさ
俺、囲われてるって思ってたけど」
「今思うと」
ぷーのすけの袖を、指でつまむ。
あっきぃ「俺のほうが、
ずっと離れてなかったよね」
ぷーのすけは何も言わず、
その手をそっと包む。
強くない。でも、離さない。
窓の外は、静かな休日。
急ぐ理由も、誤魔化す理由も、もうない。
ぷりっつ「……なぁ(低 声」
「今日は、どこにも行かないでいいか」
あっきぃ「うん!ここがいい!(即答」
視線が合う。 近づく距離。
言葉は、もう要らなかった。
触れそうで、触れないところで、
世界は静かに満ちていく。
——隣が当たり前になるまでの話は、
もうとっくに終わっていた。
ここから先は、二人だけの休日。
Fin
いやー。素敵な休日をお過ごしで!!
番外編でこのお話の、ぷりちゃん視点を書きます
お楽しみに!それでは、ばいなら!!