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『巨大空洞で…』
ぷー太郎「ふう。これで、ほぼ完成だ…。
」・月見ダンゴの形の、ワープ装置の
前で言った
ぷー太郎「あとは…。」・右前足で、
かなづちを持ち、近くの柱に向かった
「コン。」
ぷー太郎「ダメだ。
堅くて入らない…。」
バイス「おわったか?」・ぷー太郎の
背に立って言った
ぷー太郎「エネルギーが、たまれば
終わりだよ。」・バイスに答えた
バイス「そか。」・うなずいた
ぷー太郎「そうだ!お前に、これを
打ち込んでほしいんだけど…。」・
振り向いて、バイスに杭を見せた
「ガン。」
バイス「これで、いいのか?」・杭を
打ち込んで、ぷー太郎を見た
ぷー太郎「ありがと。」
バイス「それで、これは、なんだ?」
ぷー太郎「呪いの笑(ワラ)人形。」・
『笑』と書かれた紙を人形に貼った
バイス「ばっ、何させんだ(怒)!!」
ぷー太郎「ヒマつぶしに、どうかと
思って。」・バイスを見た
バイス「そうじゃねぇ!!クスッ。」
語り手「この呪いの笑人形は、
かけられた人物が、たまにクスッと
笑ってしまう、そういう人形である。」
ぷー太郎「あっ、ぼくのポーチが!?
」・肩に掛けていたポーチが
突然、消えた
バイス「ムシするな(怒)!!」
ぷー太郎「なぁ、探しに行って
くれないか?クスッ。」・バイスと
対面した
バイス「なぜ、オレ(怒)!?」
ぷー太郎「ぼくは、海に
落ちたくないんだ。頼むよ、バイスぅ。
」・前足を合わし、困り顔で言った
バイス「ちっ。」・外へ向かった
語り手「実をいうと、人が飛ぶのは
まれ、で、所持品や装飾品の方が
飛びやすい。ぷー太郎は、これを
聞き逃した。」
バイス「ほい。」・ぷー太郎にポーチを
渡した
ぷー太郎「ありがと。えーと、
なくなっているものは…。あっ!」・
確認中に、道具(ドライバー)が消える
ぷー太郎「バイス。お願い☆」
バイス「・・・・・。」・行って戻る
ぷー太郎「あっ!」・再び道具が消える
ぷー太郎「バイス!あれ?居ない…。
」・きょろきょろする
「タッタッタッ」・バイス戻る
ぷー太郎「どこに行って…。」・足音の
する方を見た
ぷー太郎「あぁ…、ありがと…。」・
消えた道具をバイスから渡された
「ウゥーン…。」・ワープ装置に
エネルギーが、たまる
ぷー太郎「ん?準備が、できたか。
」・ワープ装置の方を見る
ぷー太郎「道具も戻ったし、
今のうちに…。」・道具をしまって
ワープ装置の方へ歩き出した
「ポチッ。」・バイスは、ボタンを
押した
語り手「いつの間にか、バイスの
せっかちは戻っていた(笑)。」
『山々に囲まれた場所で…』
ぷー太郎「くそ。催眠が解けていた。
もっと早く場所の設定をしていれば…。
クスッ。」・地面に座りながら、
ぶつぶつと言っている
バイス「ぷー吉。」・遠くの山を見て、
クチを開いた
ぷー太郎「はぁ?」・顔を上げて、
正面のバイスを見た
バイス「ぷー吉が居る。」
ぷー太郎「何を突然、言い出すんだ
(怒)!?」
バイス「おめぇんとこの山と似てね?
」・ぷー太郎を見た
ぷー太郎「山なんて、どこも同じだろ
(苛)!そんなことより、人の
集まる場所を…。」・バイスを見ながら
歩き出した
「コテ。」
語り手「ぷー太郎は、地面の、ヘコミに
足をとられた。」
バイス「おっ、家。」・走り出した
「ゴリッ。」
語り手「バイスは、石に、つまずき、
顔面を強打した。」
『街道の喫茶店の前で…』
ぷー太郎「いてて…。よそ見を
していた…。」・バイスの、うしろで
頭をさすっている
バイス「・・・・・。」
ぷー太郎「ここは、休憩所か…。
ついてるぞ。これで、ワープ装置の
場所を訊ける(喜)。」・看板を見た
「ガチャッ。」・扉が開いた
バイス「行くぞ!」・喫茶店に
入っていった
旅人(男)「おっと。」・足元を
通過する、バイスに、おどろいた
ぷー太郎「あとは、獣人が居るか、
どうかだ。」・喫茶店に入っていった
レイア「はい。あ〜ん(笑顔)。」・
カウンター席で、ぷー吉に、ゴハンを
与えようとしている
ぷー吉「ほあ?」・台の上で、レイアを
見た
レイア「なかなか食べてくれないな…
(困)。」・スプーンを置いた
「バタン。」・扉が閉まる音
レイア「もしかしたら、特別な
食べさせかたがあるのかも(悩)。」
語り手「そんなものはない。」
バイス「なっ、居ただろ。」・扉の
近くで、ぷー太郎を見た
ぷー太郎「・・・・・。」・呆然とした
レイア「あら、また、
かわいらしいワンちゃんが(嬉)。」・
床に居る、バイスと、ぷー太郎を見た
ぷー吉「くしゅん!」・くしゃみをした
「ポン。」・ぷー吉のハナから、
カプセルが飛び出して、バイスに
当たった
バイス「ん?なんだ?」・カプセルを
ひろった
ぷー太郎「ぷー吉が居るってことは、
ぼくの住む家のワープ装置で
飛んだ可能性が高い。今なら、
こいつらを置いて…。」・前足を
組んで、ぶつぶつと言っている
「トントン」・バイスが、ぷー太郎の
肩を叩いた
ぷー太郎「ん?」・バイスの方を向いた
バイス「おめぇんち。バクハツしたぞ。
」・ぷー太郎に、折れまがった写真を
見せた
ぷー太郎「へっ??!」・ウラ声に
なった
バイス「その、いきおいで、山を
こえて、この『レイア』って人の上に
落ちた。」・レイアを指した
ぷー太郎「ぼくの住む家が〜〜(絶叫)
!!!」・両前足を頭にあてて、
ひどく混乱した
レイア「ぷーちゃんは、ちょっと、
ここに居てね(笑顔)。」・ぷー吉を
隣の席に置いた
「カランカラン。」
店主(サイの獣人)「いらっしゃい。
」・扉の方を見た
レイア「へぇー。キレイな色(喜)。
」・バイスの背中を触っている
バイス「・・・・・。」・微動だにせず
女「この犬。毛が、ないじゃん。」・
カウンター席に居る、ぷー吉を見た
男「変わった犬だな。」・女の隣に居る
女「あたし、これ欲しい。」・ぷー吉を
指しながら、男に言った
男「好きにしな。」・女に応えた
語り手「ぷー吉は、誘拐された。」
ぷー太郎「はぁ…、はぁ…。いったん、
冷静になろう…。今は、ことの詳細を。
」・ぷー吉の居たイスへ向かった
レイア「よーし、次は、そっちの…。
あれ?」・ぷー太郎の居た方を見た
ぷー太郎「おい。ぷー吉…。」・小声で
言った
語り手「しかし、返事は、なかった。」
ぷー太郎「ちっ、あのアホ。どこに
(怒)って、ぼくのハナは人並みだった
…。」・ハナで探そうとしたが、自身の
能力に気づいた
店主「そこに居た犬を探しているのか?
」・カウンター内から、ぷー太郎に
言った
ぷー太郎「ん?」・顔を上げた
店主「その犬だったら、派手な格好を
した、ふたり組に、持っていかれたぞ。
」・皿を拭き始めた
ぷー太郎「!?」
レイア「えっ、ぷーちゃんが(驚)!?
」・立ち上がった
語り手「レイアは、バイスに首輪を
つけていた。」
『喫茶店の外で…』
レイア「ぷーちゃ〜ん!!」・叫ぶ
ぷー太郎「まったく、物好きな人も
いるんだなぁ。」・きょろきょろする
バイス「ぷー吉!」・ぷー太郎の隣で、
とりあえず叫んだ
ぷー太郎「バイス。お前のハナで
探せないか?」・バイスを見た
バイス「ムリ。あいつ(ぷー吉)、
ニオイがしねぇ。」・ぷー太郎に答えた
ぷー太郎「へっ?」
バイス「そもそも、ハナを
使ったことがねぇぞ。」
ぷー太郎「・・・・・。」
語り手「この物語(あれ2)の
冒頭を思い出してみよう。」
レイア「なんだ。こんなところに
居たのか。」・ぷー太郎を持ち上げた
ぷー太郎「違う!?ぼくは、
太郎の方だ!!」・もがく
「ポン。」・バイスの背中にカプセルが
当たった
バイス「ん?」・自身の背中を見た