向井「うぅ〜、さっむいなぁ。」
深澤「…手袋貸す??」
向井「うわぁぁぁ!!びっくりしたぁ〜」
深澤「あっはは笑そんな驚く??」
向井「驚くやろ!!」
深澤「……ねね。もうこの道、こうやって歩くの最後だね。」
向井「そうやな。早かったなぁ。」
深澤「今日目黒先生の所、行くでしょ??」
向井「あったりまえやん!!ふっかさんだって岩本先生の所行くやろ?」
深澤「まぁそりゃね??」
向井「いややなぁ。卒業したないわ。」
深澤「それは俺もだよ。何気ないことで笑えてたのが今思うと寂しいもん」
深澤「あれがずっと続くと思ってた」
向井「ほんまにふっかさんの言う通りや。」
深澤「って行ってる間に学校着くっていうね。いつものことがもう最後なんだよね。」
向井「やば。泣いてまいそう。」
深澤「え”。やめてよ!!卒業式まで取っといて!!!!!」
向井「そやなそやな。」
___________________
卒業式も終わり放課後……
体育館
ガラララッ
深澤「あ、ここにいたんだ。探したよ」
深澤「ひかる。」
岩本「探させてごめんな。」
岩本「…ふっか。卒業おめでとう」
深澤「ふふ。ありがとう。ひかるのおかげだね。」
岩本「そんなことねぇよ。」
深澤「……グスッ」
岩本「…笑 何泣いてんだよ笑」
深澤「だって、…ひかるとっ、離れ離れになっちゃうんだよっ、?」
深澤「さみしぃじゃん、…」
岩本「ほんとにふっかは期待を裏切らないよね笑」
深澤「へ…?」
岩本「はい。合鍵。」
岩本「俺ん家のね。」
深澤「いいの…?」
岩本「うん。あ、でもふっかが20歳になったらおいで。それまで頑張ってみて。」
深澤「…うん。ひかる、ありがとう。俺頑張るね。応援しててね。」
岩本「おう。じゃぁ最後にキスだけ。」
深澤「うん。」
チュ
~~~~~~~~~~~~
教室
ガラッ
向井「あ、いたいた。」
目黒「あれ。まだ帰ってなかったの?」
向井「うん。先生に会いたくて…って言ったら怒る?」
目黒「怒るわけないでしょ笑 」
目黒「…卒業おめでとう。」
向井「ありがとう。でも、俺卒業したないねん。寂しいやろ?」
目黒「まぁ最初はね。みんなそうだよ。」
向井「そうやろ?俺は、そうやって新生活が始まってどんどん忙しくなっていって…」
向井「いつか、…先生のことを、、忘れてまうかもしれへんのが、怖いねん、」
向井「せんせぇ、俺、無理かもしれへん、」
目黒「康二は…○○大学に行くんだよね?」
向井「うん、そうなのよ、遠いねん、」
目黒「…俺ね?高校教師やめて大学教師の試験受けたんだよ。」
目黒「そしたら…運良く、受かったの。」
向井「え、…」
目黒「でね、俺の教育指導の先生に○○大学に行きたいんですって言ったら」
目黒「いいよって…言ってくれたんだ。」
目黒「だから。康二。俺と一緒に同棲しない?」
向井「俺、こんな幸せでええの…?グスッ」
目黒「いいんだよ。俺は康二が幸せでいてくれたら。」
向井「…わがままだし、メンタル弱いし、すぐ泣くし、もの無くすこと多いし、先生に頼んじゃうこと多いけど、」
向井「ええの…?」
目黒「いいんだよ。俺はそんな康二が大好きだから。」
ギュッ
向井「うわぁぁぁぁん!!」
向井「先生大好き!!!!」
目黒「俺もだよ。康二」
目黒「これからは一緒に歩んでいこうね。」
[END]
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