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HiMEHAL໒꒱🎀
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事の始まりは中国 軽慶市。発光する赤子が生まれたというニュースだった。以降各地で”超常”が発見され、原因も判然としないまま時は流れる。いつしか、”超常”は”日常”に”架空”は”現実”に。世界総人口の約8割が何らかの特異体質である超人社会となった現在、混乱渦巻く世の中でかつて誰もが空想し、憧れた一つの職業が脚光を浴びていた。
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別に私の家は両親がヒーローだったりお金持ちだったりはしなくて、普通の家の子でこれからも普通に生きていくんだと小さいながらも思っていた。あの日、個性が発現するまでは。
心結:「ねぇ、おかぁさん!!これほしい!!」
私は公園の自販機のジュースを指さしながらお母さんの服の裾を引っ張った。
母:「心結ちゃん、、お家帰ったらお茶があるからまた今度ね!」
お母さんはそう言ってから私の手を引っ張って行く。
心結:「やだ!やだ!これほしいの!!買ってよぉ、、!…うわぁーーん!!」
私がそう駄々を込めて大泣きし始めたときだった。雲が急に黒く変わり、黒い雨が降り始めた。
母:「な、なに…あれ、」
私の手を握っている手が小さく震え始めた。
母:「心結!!!ほら、屋根の下行くよ!!」
心結:「いやだぁ!!うわーん、かってよぉ!!!!」
私の泣く声が大きくなると雨は強くなり、霧も現れ始めた。
母:「…ま、まさか、心結…がやっているの、?」
お母さんの手の力が抜けて繋いでいる手が離れてしまった。
私の周りに強い風が吹き始めて、お母さんすらも吹き飛ばしてしまう。
公園にいた人たちは悲鳴を上げながら走っている。
心結:「おかぁ、さんっ、!!!!いかないでよぉ!!!」
母:「心結…」
頭から血を流して動かなくなったお母さんを見て、私は更に泣き叫ぶ。それと同時に雨風も強くなり、霧も濃くなっていく。どうすることもできずにただただ泣いていると、こちらに黒い人影が近づいてくる。
???:「っう、!」
その人は風に吹き飛ばされそうになりながらも踏ん張って歩いてきた。
心結:「ぐすっ、あなた、だれぇ…」
涙と雨で濡れた顔を袖で拭きながらそう訪ねた。
???:「俺は…ド…ラ…っ!…ローだっ!!」
風の音が大きくて声がうまく聞き取れない。私が理由がわからなくて困惑していると、大きくて温かい手で頭を撫でてくれた。
???:「深呼吸できるか?」
心結:「う、うん…」
私の涙が少しずつ引いていくとともに雨がやみ、霧が晴れていく。
???:「よく頑張った!!俺にきれいな空を見せてくれてありがとなっ!」
その人は太陽のような明るい笑みを浮かべた。
(おひさまのにおい、。)
???:「…おい、怪我人はいるか!?」
声のする方を見ると今度はかっこいい服をきた大きな人がやってくる。
???「意識不明、重症の女性がいますっ!」
そう言って颯爽と走っていく背中がその時の私には心底かっこよく、大きくみえた。
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その後、私はヒーローに保護され病院で検査を受けることになった。その待合室で流れていたニュースが目に入る。
「えー、速報です。先程、〇〇公園で起こった謎の大雨と霧、あれは子どもの個性による暴走だということが判明いたしました。現場に急行したヒーローがすぐに子供を保護をしました。被害について警察は機密情報、と一切の情報を明かさないでいます。詳細といたしますが…」
ぼーっとニュースを見つめていると、看護師さんに呼ばれる。
看護師:「心結ちゃん。朝霧心結ちゃん、1番病室までお願いしまーす!」
私は特に何も考えないまま、病室へと足を進める。
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「心象」、私の感じた気持ちを力に変える事ができる個性だとお医者に教えてもらった。念のため、数日入院することになったけどその間にお母さんが私の病室を訪れることは一度たりともなかった。
退院の日、迎えに来たのはおばさんだった。前に一回会ったときはニコニコしてて明るい印象を受けたのに今日は複雑な顔をしながら何も言わず、私の荷物を持った。お母さんはどこって聞きたかった。けど、なんだか聞くのが怖くて黙ったままおばさんの後をついていく。
三十分ほど車に揺られてついたのはきれいなマンションだった。ここにお母さんがいるのかと思い、急いでに中に入り部屋中を探し回る。
心結:「おかぁさん、、?…どこ?」
耳を澄ましていると、一番奥の部屋からかすかに声が聞こえてきた。そっと襖を開けると、電気もつけないで隅っこでお母さんが座っている。
「…心結ちゃん、、心結ちゃん、、いい子で…いい子でいてくれないと、、、また…また、傷つけちゃう、、!」
肩で息をしながら今まで見たことがないほど震えているお母さんを見て、目から涙がこぼれてくる。
(わたしが、、、、私が、泣いたから…お母さんが傷ついたんだ。私がこんなだから。…泣かないで、怒らないで、笑わないで、いい子に…いい子にしないと、、、)
これが、齢4歳にして”朝霧 心結”という少女が、自分の心を閉じ込めた日の話。
朝霧 心結(あさぎり みゆ)
誕生日:4月8日
血液型:O型
好きな〇〇:紅茶、花、星空
嫌いな〇〇:大きな声、怖がられる、注目される、人参
性格:
事故後…人と喋るのが苦手で、いつも困ったような顔をしている。自己犠牲が強い。笑った顔は誰も見たことがないとか。
事故前…明るくて元気いっぱい。泣き虫だけど世話焼き。意外とお調子者。
見た目(15歳):
身長…160cm
顔…美人。顔のパーツがきれい。
髪型…普段はポニーテールで、解くと腰くらいの長さまである。
髪色…ぱっと見は黒だが、光に当てると深い赤。
目…灰色
その他…フードを深くがぶっていて顔が見えない。
誕生日プレゼントの藍色のピアスをいつも付けている。
質問等あれば気軽にどうぞ。定期的にまとめて答えます。
コメント
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もうプロローグから重くて苦しくて、でも引き込まれちゃった…🖤 4歳であんな形で自分の感情を抑え込むしかなくなるなんて、胸が痛いよ。 「泣かないで、怒らないで、笑わないで、いい子にしないと」って心結ちゃんが自分に言い聞かせるところ、読んでてぎゅってなった。 お母さんの震える姿も、心象の個性も、世界観の作り込みが丁寧で、これからどうなっていくのかすごく気になる…🌙 続き、静かに待ってるね。