この作品はいかがでしたか?
600
この作品はいかがでしたか?
600
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
この作品は必ずあらすじを見てからご覧下さい。
見た方はそのままGO!
「もういっそのこと…このまま”女の子”として…..」
ボクは暁山瑞希。今は恋人の弟くん…いや、もうもうすぐボクも絵名の義弟くんか…
とにかく彰人と言う恋人が居るんだけど…
ある日のこと〜..
「なぁ暁山…」
「瑞希でいいよ。で、どうしたの?」
「あ、そうか。…お前と付き合って1年くらい経つんだよな….そろそろ..キス以上の行為もしていいんじゃないか?」
「え?キス以上のことってなーにー?..ぼ、ボク分からないな〜..ところで弟くん」
ボクは嘘をついて話題をそらそうとする。勿論恋人からの突然の夜の提案…確かに嬉しかったけど、でも..
「ん?どうした?大丈夫だって、勿論避妊はするから」
ボクは弟くんに本当のことを教えていない
勿論罪悪感はあったけど、教えたら何を言われるか分からなかった
『気持ち悪ぃ…近寄るんじゃねぇ』
『もうお前とは話したくねぇ..別れよ』
絶対彼の言わないはずの台詞が頭を過ぎる
「ごめんね…弟くん…」
「?….」
その日、ボクは眠れなかった。
朝
「お、おい大丈夫か?」
「う、うん..大丈夫だよ、寝不足で..うわっ!」
昨日眠らなかったせいで、目の下には酷いクマが起きており、体がフラフラして、倒れそうになった。そんなとき
「うぉっ!あぶねーな。」
「お、弟くん…ソコ…」
「あ、すまん」
咄嗟に体を支えてくれた弟くんだったけど、いきなりだったのか、彼の右手はボクの下半身…普通の女の子なら付いているであろうソレがある場所だった。
「ねぇ、弟くん..ごめんね」
「え?な、なんの事だ?」
「いや…その…さっき触った時」
「いや、それは俺が悪いし、別にお前は何もしてないだろ?」
「え?」
バレていなかった…な、なんで?
もしかして、気付いてなかった?
「あ、そうなんだ。ありがとう弟くん」
「そういえばいつもいつも”弟くん”って言ってるけど、彰人でいいからな?」
「あっそっか、ご、ごめーん!あれ?…なんだか眠く….」
「あれ?なんでボク…ベッド上にいるんだろう…もしかして..夢?!…ならよかっ.. 」
「あ、起きたんだな。全く…昨日ちゃんと寝てなかったからっていきなり寝るなよな?」
「あ、そっか…アハハ…ありがとう弟くん」
「(もうこのまま、女の子として暮らせたら、…弟くん…いや、彰人はボクの事、受け止めてくれる?)」
そんなことを考えながらボクはまだ怠い体をゆっくり動かし慣れながら一日を過した
終わり…解釈や終わり方はご想像にお任せします