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☆始まる前に……
この作品はフィクションです。実在の人物や団体とは一切関係ありません。
ただの夢物語でございます。
BL・センシティブが嫌いな方、苦手な方
地雷の方などはお逃げ下さい。
モブ多めです。
このお話は教師×教師のBL小説となっております。学パロみたいなもんかな?よく分からんが。
えーちなみに🦀カニちゃん🦀文章書くの得意じゃなーい。絵描きたいけど描けない。
えーこの6話から、大容量で書かせていただきます。大体2500ちょい位で終わっているんですけれども、それを優に超える超大作(?)となっております。
読むのしんどいけど…頑張ってください。
⚠“小説とか読むの苦手な方は読みにくいかもです。自分は濡場しかないお話・現実離れしすぎている話・行動・言動が嫌いなのであまりそういったものは書かないかもです。”
批判等ございましたら、直ちにアカウントを消させていただきます。
またもや、🦀カニちゃん🦀の作品にイイネとコメントをくださった方々、もちろん初めてイイネしてくださった方々も、誠にありがとうございます。
とても励みになりハゲます☆(は?)
《 設定説明 》
中学校教師、担当教科⬇担当学年⬇
・香坂レトルト= 数学 - 赴任、1年生
・清川キヨ= 社会 - 新任、1年生
・牛沢 = 理科 - 新任、?年生
・ガッチマン= 社会 - 3年生
下2名の苗字は省略させていただきます。
※この話にはうっしーは出てきません。まだその時じゃないんだ。待っててクレメンス。
それでは本編どうぞ。
第6話 ~ !????? ~
レト視点
ガッチさんと二人で職員室に向かう
レト「ハニートラップ作戦上手くいくかなぁ…逆に嫌われたりしたらどうしよう泣」
ガッチ「うーん、大丈夫だよー。レトさん可愛いもん自信もって!」
ガッチさんまた変なこと言ってる
レト「どこが可愛いんだよ笑もう言うておじさんだよ? あ、でもキヨくんも可愛いって言ってた…」
ガッチ「!? どういう経緯で?」
レト「え?えーと、」
俺は昨日の放課後のことをガッチさんに話した。すると、ガッチさんは嬉しそうだった。
ガッチ「いやもうそれはさぁ笑 絶対好きだよ!」
ニヤニヤしながらこっちを見てくる
レト「! いっいや!キヨくんは仲良くなりたかっただけみたいだったし?男同士でも距離感近い人っているじゃん?//」
ガッチ「いや、話聞く限り距離近すぎでしょ笑 レトさん照れてるの? 可愛いー笑ヒューヒュー笑」
レト「バカにしてんだろ!//」
ガッチ「ごめんごめん笑 可愛くてつい笑」
レト「ガッチさんのバーカ!」
キヨ「…」
職員室に着き、既に来ていた先生たちに挨拶をして自分のデスクまで行く。
レト「え?ガッチさんのデスクとこんな近かったの?全然気づかなかった。」
ガッチ「あー昨日は清川先生に夢中だったもんねー」
レト「おまっ…いい加減にしろよー。」
ガッチ「すいませんでした笑」
ガラガラガラッ
話していると職員室のドアが開く
キヨ「おはよーございまーす!」
そこに居たのはキヨくんだった。
ガッチ「(小声)レトさん!さっそく来たよ笑 ハニートラップ作戦開始!」
レト「(小声)え!?今から?こっ心の準備がぁ…」
急なキヨくんの登場にテンパる
ガッチ「(小声)今じゃなくてもいいけど、とりあえず隙のあるときに!」
レト「(小声)う、うん…。 !? 」
キヨくんの方を見るとキヨくんがこっちに向かって歩いてくる。
レト(えっ、えっ?こっちに来る!?)
キヨ「レトさん、おはよう。」
キヨくんは笑顔で挨拶してくれた
レト「っ♡ おっ…おはよ うござ、います…。」
今にも心臓が爆発しそうになる
キヨ「今日は、ちゃんと早く来れたんだね」
レト「!う、うん。。。。。」
キヨくんの顔を見ると夢のことを思い出してしまい、身体が反応する。
レト「……ぅ……。」
キヨ「……大丈夫?」
ガッチ「…………。」
俺はガッチさんの方を見る。するとガッチさんが立ち上がった
ガッチ「あっ!清川先生おはようございます。お話中すいませーん、少しレトルト先生に用があって…お借りしてもいいですか?」
キヨ「………はい。いいですよ。」
固まっている俺を見かねてガッチさんが助けてくれた
職員室から出て社会科準備室に行く
ガッチ「レトさーん。大丈夫ー?」
ガッチさんは俺の顔色をうかがう
レト「ガッチさん…//俺ぇ、無理かも泣」
床に座り込む俺をガッチさんは優しく支えてくれた
ガッチ「これは、思った以上に重症だなぁ」
ガッチさんは俺が落ち着くまで待ってくれた
…
ガッチ「ていうかさ、レトさんって呼んでたしタメ口だったね。昨日喋ってた時は香坂先生じゃなかった?」
ガッチさんに言われ初めて気づく。確かに昨日タメ口で話そうとは言っていたけれど、キヨくんが話していた時は、香坂先生と呼ばれていたし、まだ敬語だった。
ガッチ「しかも、レトさんと喋ってる時の顔と俺と喋る時の顔全然違ったし、なんならちょっと嫌そうだったよ。」
レト「?全然そんな感じしなかったけど…」
ガッチ「もう1回確かめてみないとね。レトさんもう大丈夫?」
レト「うん。さっきよりは…でもキヨくんを前にすると夢の事思い出しちゃって…。」
ガッチ「うーん。固まってたもんね笑 レトさんから行くのは無理かぁ」
ガッチさんは、真剣な表情で何か考えていた。
ガッチ「………」
何故か突然、近くに置いてあったプリントを小さく折りたたみ始める
レト「何してるの?」
ガッチ「(小声)しーっ。俺が今から言う事とかする事、何をしても一言も喋らないでね?動くのもダメ。OK?」
よく分からなかったが、黙って頷く。
すると、ガッチさんは徐々に顔を近づけてくる
ガッチ「レトさん、可愛いね。」
レト「…!!??」
次の瞬間ガッチさんは俺にキスをした…
折りたたまれたプリントを挟んでいるといえ、プリント越しにガッチさんを感じるし近いよっ!!
ガッチ「レトさん…本当に可愛い反応するね。続きはまた後で。」
レト(ガッチさん!!??)
状況の理解が全くできない。なんでこんな事するんだ?
ガッチさんはドアの方を見る
ガッチ「ちょっとやり過ぎかな…?レトさんもう喋っていいよ。」
ガッチさんはゆっくり俺から離れる
レト「なっ、なっ…何すんだよ急に!」
反発的に声が大きくなる
ガッチ「ごめんごめん。俺も結構恥ずかったんだよ?笑」
レト「な、何でいきなりあんな事したの?めちゃくちゃビックリしたんだけど、、」
ガッチ「うーん。後で意味わかるから!とりあえずー、時間ヤバイし戻ろっか。立てる?」
レト「え、う…うん。」
とりあえず職員室に戻った。
職員室に戻り辺りを見渡したが職員室にキヨくんはいなかった。
ーーー
職員室に戻ってからは、特に何も起きることはなく気付けば放課後になっていた。
キヨくんは朝、話しかけてくれてから1回も話すことはなく、顔を合わせることもなかった。
レト「…まぁ、授業あるし職員室戻らないと話す機会も無いからなぁ…でも朝、絶対変だと思われちゃったし、気を悪くしたかも…謝らなきゃな」
レト(職員室行ってみるか、キヨくん居るかもしれないし)
そう思い教室を出る
職員室に行く途中 ふと、ポケットに入れていたハンカチが無い事に気付く
レト「あれ?どこかに落とした?」
教室に戻って見てみるがそれらしきものは見つからない。て言うか、手を洗った時にハンカチ使ってないから教室来る前に落としたかも…
レト(教室以外に行ったのは、職員室と社会科準備室…)
ふと、社会科準備室での出来事を思い出す
そう言えば、ガッチさんは後で意味が分かるからって言ってたけど、どういう事なんだろ。後でっていつなのかな…凄く気になる。
レト (まぁ、また聞いてみよ)
レト「教室からだと社会科準備室の方が近いな…」
職員室に行く前に、社会科準備室を探すことにした。
社会科準備室
ガラガラガラッ
ドアを開け部屋の明かりをつける
明かりを点けた途端、誰かが座り込んでいるのが見えた。
レト「えっ」
よく見るとそれはキヨくんだった
キヨ「…!? レトさん…!?」
キヨくんは驚いた顔でこっちを見る。
手には俺のハンカチが見える
レト(今、俺のハンカチに顔を埋めてた?)
俺がハンカチに目をやっているとキヨくんはそれに気づいて少し動揺する
キヨ「あっ…これは…」
キヨくんの顔が赤くなる
レト「大丈夫?体調悪い?」
キヨ「え?」
レト「え??」
キヨくんは更に驚いた顔をする
レト「…?座り込んでるから…体調でも悪いのかと思って、、、違った?」
キヨ「…ぷっははっ」
何故かキヨくんは笑い始める
キヨ「レトさん…本当に可愛い//」
レト「えっ/なっなんか変なこと言った?」
キヨくんは立ち上がり、ゆっくり俺の方に歩いてくる。
キヨ「自分で言うのもあれだけどさ、今のはどう見ても好きな子のハンカチの匂い嗅いでる変態を見ちゃったんだから。正しい反応は逃げるとか見て見ぬふりするとかでしょ笑」
…一瞬『?』マークがいっぱいになる
レト「!!!!????えっ???」
キヨ「ごめんね、キモいよね」
キヨくんは悲しそうな顔で下を向く
レト「えっ???え!??すっ、すすすす好きな子っ??」
確かにさっき、『好きな子』という言葉が入っていた。
もももも、もしかしたら違う人のハンカチと間違えてるのかも…そう思い質問してみる。
レト「そ、そのハンカチって…だっ誰のだと思ってるの?」
キヨ「?これ、レトさんのでしょ?匂いもレトさんのだし」
レト「!!!!!!!?????????」
キヨくんはハッキリと俺のハンカチだと言った、ししかも、匂い『も』って
キヨ「見られちゃたからなぁ。まぁ…ちょうど、レトさんに話したいことがあったんだ…」
レト「!!!!」
キヨくんはドアの鍵を閉め電気を消し俺の手を引いて部屋の奥へ行く
手を繋いだまま沈黙が続く
レト(なっなんで、鍵閉めて電気消したの!??ししかもっなんか、近いぃ…//泣)
心臓が飛び出そうなくらい早くなる
キヨ「…レトさん。」
レト「はひっ…!」
キヨくんは俺の両手を握り真剣な眼差しでこっちを見る。イケメンンンッ!
動揺しすぎて変な声が出てしまい顔が真っ赤になる。
レト(おっ落ち着けレトルトー!なにか相談したいことがあるだけかもしれない!さっきのもきっと何かの間違い!レトさんって言っても俺じゃないレトさんかもしれない!!そうだきっとそうだー!でも、違うレトさんってだれだぁー!?)
自分でもよく分からなくなってくる。
キヨくんはだんだん近づいてくる
ギュッ
混乱していた次の瞬間、キヨくんに優しく抱きしめられる。
レト「ひぁっ」
抱きしめられた途端、キヨくんの温もりと匂いが身体を反応させ夢のことを思い出す
レト「あぁ… 」
体の力が抜けていく俺をキヨくんは何も言わずに支える。
レト(あっ…これ、ヤバ…い。離れないと)
俺はキヨくんから離れようと抵抗する。が
思うように力が入らない
キヨ「レトさん…どこにも行かないで」
レト「んッ♡」
抱きしめる力が強くなるたび体が反応する
キヨくんの声が身体に響くと、
またあの感覚に陥った。
「どこにも行かないで」この言葉もどこかで言われたことがある…?
頭がぼーっとする
キヨ「レトさん、ごめんね。本当は言うつもり無かったんだけど…。 」
キヨくんは俺の耳に口を近づける
キヨ「…好きだよ。レトさん。
俺だけの、レトさんになって 」