変人神様、旅人に付き纏う 原神

1時間後

審判は再開され、着々と審判は進んだ

フリーナはリネをどうしても犯人にしようとしたが…私が全て返してやった

菜月）えっとね〜先ず地下に入った！これは本当…そして、地下に入ってから通気口に入りその天秤のコアに近づこうとした…しかし、誰もいないコアの部屋に声が聞こえて引き返した、そしてマジックに戻った…その時、空洞に戻った時には犯行の出来上がり…リネはマジシャンだから人を楽しませる方を優先させマジックに戻った…そして事件が起きた

菜月）フリーナ、君が言いたいのは助手を殺した後に女性を攫った…まぁ、この物事の前後はどっちでもいい…しかし……だ、なぜ殺す必要があった？そうなる

フリーナ）ゆ、諭示器のコアとやらを知ったとか！

菜月）それは「コアだけ」を知っても何にもならない…リネが例えば人を殺す程のこと…そうだなぁ、コアの正体を知った…となればリネは助手を殺さなければならなかったかもしれない…でも知ったのはコアだけだ、別に隠す必要も無いだろう

フリーナ）～～ｯ

菜月）次は？

フリーナ）お、音はどうなるのさ！

菜月）さっき言ったでしょ？「通気口を通って天秤のコアの部屋にいた」ってさ

フリーナ）！！

菜月）聞こえるはずがないだろう？いや、聞こえなかった…か

フリーナ）ｯ！

菜月）そして気になる犯人は…誰だろうね〜

フリーナ）え…はぁ！？

菜月）例えば、助手を殺した後に女性が逃げる…仮にそうだとしたらどうやって逃げる？出口は全て防がれているんだ、逃げれないだろ？

菜月）さて…犯人は分からなくともどうやって居なくなったか…だ、答えは水

フリーナ）水？人が水に？笑

菜月）まーまー！ねーねー警察さん！助手さんの中身探したでしょ？なんかいいの無かった？

警察）あ…っと…原始殆海の水と書かれた試験管がいくつか発見されました

菜月）さて…これで「人を溶かす水」が出来たね？

警察）あと…この原始殆海の水はフォンテーヌ人だけを溶かすらしく…助手はどうやら闇組織に加入していたらしいです

菜月）女性は実験台にされた可能性が高いな…

警察）えぇ…まるで「予言」を彷彿とさせるような薬です

菜月）(予言…確かフォンテーヌの国は海に沈み…水神は玉座で涙をこぼす…だっけか)

菜月）まぁでも実験台にされたかもわかんないから女性を引き続き探して欲しいかも

ヌヴレット）あぁ引き続き頼む

警察）ﾊｯ!

菜月）さてさて！そろそろ大詰めかしらね？地下室に転がっていたフック付きのロープと焼き切れたロープ…

菜月）先ず、助手は組織の方で着々と進めていた計画の為に水槽とロープに細工…そしてターゲットリネつまりは女性を狙った

菜月）女性が箱の中に入ると箱は自動的にさがり箱にかかっていたフック付きのロープは徐々に上がり…風船を割った

菜月）上の方にあった風船は割れて風船の中に入っていた原始殆海は女性を溶かした…その後、助手は地下に潜り水の入った花瓶をたたき割り女性だった水を隠した…そして残りは全て会場に隠した…

菜月）でもでも？その時に手違いでロープが切れてしまい…水槽は落下…お陀仏に変化した…とね

菜月）さて…もういい？これで粗方はやったと思うけど……

フリーナ）(た、確かに筋は通ってる…無実の物に濡れ衣を着せてしまったのか…？)

菜月）もうお辞めになられては？

こうして…色々あったが、リネ達の容疑は晴れた

菜月）はぁ”～…疲れたァー！

リネ）な、菜月…本当に助かったよ…ありがとう

菜月）んーん？いいよ？

リネット）ううん、お礼言わなきゃ気が済まないよ

菜月）まぁ、お礼したいならしたいでいいけど…それよりも原始殆海の水か……警戒する必要があるな……

リネ）…フォンテーヌ人だけを…溶かす…

菜月）あんたら、気を付けなよ？何がどうなるかわかんないから…

空）そうだね、リネ、リネット、気を付けてね

2人）うん

数日後…

ココ最近、リネ達と連絡が取れない

そんな状況になった

心配になりヌヴレットの所に行き何か知らないかと聞くとメロピデ要塞にぶち込まれた事を知った

菜月）あの二人が！？

ヌヴレット）あぁ、どうしてもあの裁判所の時に言った「この国の全てを知らなければならない」を実現する為に入ったのだろう…

菜月）あーもう…ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ……(どうする？リオくんに言って解放させる？それとも特別に好き勝手させる権利を与える？)

菜月）…ヌヴィ…私のおねがい…聞いてくれる？

ヌヴィレット）お願い…よからぬ事を考えて居ないのを前提としているが…

菜月）じゃあ…こうしようか……

ヌヴィの後頭部に手を回し顔を近づけ承諾も無くキスをした

菜月）罪名は…そうだなぁ……「無許可接吻」なんてどう？

ペロッと唇を舐め妖艶な笑みを浮かべるとヌヴィは顔を赤らめ「その罪名を許可しよう…///」と言ってくれたから私は「私だけ中に入れてくれたらいいから」と言ってヌヴィの部屋から出た