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や!俺はヨイチ・ウィリアムズ!
訳あって転生した、ただのエゴイストだ!
此処、イーストン魔法学校には、3つの寮が存在する。
また、各、適正な寮に割り当てられる。
此処_アドラ寮(詳しくは、寮分けを参照)、そのマッシュとフィンの部屋に、今俺はいる。
マ「ふ~ん、銀のコインを5枚集めると金になるのか…」
マッシュは、いつぞやのシスコンとの戦いでゲットした、銀のコインを見ていた。
マ「えっと、5-2だから、えっと…」
あ、駄目な気がする。
マ「28枚か、」
何で?
フ「ご、5-2=3枚だよ…」
ほら、フィン呆れてるじゃん!
マ「成る程、引っ掛け問題か…」
ヨ「はぁ!?!!引っ掛け要素0だけど!?!!」
思わず突っ込んでしまった…
マ「脳筋ですな、これは」
フ「それは、その通りだけど」(ボソッ
マッシュは、コインを置いて、部屋の窓の外を眺めた。
マ「いや~、それにしても今日は何もなくて平和だ…」
マッシュ、それフラグだぞ?
フ「…そうだね」
フィン!!!諦めるなァァァァア!!!
フ「…いやあるよ!?!!課題が!!!」
あ、この課題は前話参照で!!!
というより、一方その頃?
モ「で~、☆☆なったんだよ~」
モ「それでそれで?w」
カツカツカツ
前から赤髪の青年が歩いてきた。
モ「っ」
モブと赤髪の青年の肩がぶつかった。
しかし、彼は喋らない。
モ「おい!」
モ「肩ぶつかったろ!!!」
だが、うんともすんとも言わない。
モ「正面切って歩いてんじゃねぇよ!!!」
?「あ”ぁ”ん?」
赤髪の青年がモブ共を睨み付けた。
ドサッ
その場には、“爆発のような跡”と、倒れたモブがいた。
?「オイオイオイオイオイ!!!」
?「俺が正面切って歩かねぇでどうすんだ!!!」
モ「ゥ、グァ」
モブ共はうめき声をあげている。
?「脇役が俺に指図すんな」
赤髪の青年はモブの頭を踏みつけた。
?「この、ダボがァァァァア!!!」
赤髪の青年_ドット・バレットが怒鳴った。
暗い部屋に、沢山のロウソクが置いてある。
?「神格者はこの世界を創造する者」
6人の少年少女達が、跪いている。
後ろには、アドラの制服を着た奇妙な人形がズラリと並んでいる。
?「この世界の支配者だ」
奇妙な、赤子のような木で出来ている人形を抱えた、青年_アベル・ウォーカーが言った。
アベル・ウォーカーとは、レアン寮の監督生である。
アベ「支配者に相応しい資質は何だ?」
アベルは問う。
?「高潔なる血と、物言いを許さない、圧倒的な力です。」
仮面を被り、フードをも被った青年が言った。
アベ「そう、」
アベルは銀のコインを床に落としながら、
アベ「つまり、アドラの奴らではない」
カーン
落ちたコインが音を響かせる。
アベ「我々、レアンだ」
アベ「奴らからコインを奪いつくせ」
?「「は!!!」」
ラ「今日の授業は此処で行うと言っていたが…」
フ「此処で何をするんだろう、」
マ「森ですること…」
ヨ「サッカーじゃね!?!!」
皆「「?」」
辞めろよ…「ナニソレ」見たいな目で見んなよ…
悪かったって…
マ「あ、キャンプ?」
ヨ「何でだよ!?!!」
?「なァァァァア!!!俺がナンバーワン!!!俺がナンバーワァン!!!!!!」
ド「この俺、ドット・バレットが此の世の主人公!!!」
いつぞやの青年だ。
奇妙な歌(?)を歌いながらやって来た。
ド「世界は俺を中心に、回っている!!!」
ド「_!、何見てんだゴラァァア!!!」
皆「「怖ッ」」
ド「つかテメェだな?双葉のアホ毛野郎ってのは!」
ヨ「え!?俺そんな呼ばれ方してんの!?!!」
俺の頭の中で、「ガァァアアン」と鳴った気がした。
ド「テメェは俺がブッ飛ばす!!!」
「ビッ」と此方に杖を向けてくる。
…俺、何かしたか?
その時、
ラ「ヨイチ、煩いぞ」
シスコンこと「ランス・クラウン」が呆れたように言ってきた。
ヨ・フ「何で!?!!」
ランスを見た瞬間、いきなりドットが大声をあげた。
ド「俺はな!女にチヤホヤされてる男が死ぬほど嫌いなんだよ!!!」
…今村と仲良く出来そうじゃね?
ド「殺す!!!3回は殺す!!!!!!」
うわぁ、醜い。
確かにそういうお年頃だ。俺も「青い監獄」にいた時、青春を返してほしいとクソ程思った。
バレンタインチョコとかマジで欲しかった。
でも、其ぐらいで「世界一」になんてなれる訳無いのだ。
女性と話している時間があるのなら、それは全て練習に費やす。
そうすれば、1cmだけでもボールの届くリーチが広くなる。
その1cmで勝敗を決めるかもしれない。
それで届かなかったら、一生後悔することになる。
つぅか、其くらいの意識で世界一になれると思ってる頭が心配になる。
_こう考え出すと終わらない。
あの時、子供を庇っていなかったら俺は世界一になっていたかも知れない。
でも、きっとあの子供の親や引いてしまった運転手が、一生後悔することになる。
2>1だろ?
おっと、話がそれた。
それに、丁度先生も来たみたいだ。