コメントやいいねいつもありがとうございます
違うカプでマイナーなの書きたいので今度はドムサブに手を出します。
毎度の如く病んだのしか書けないので性癖同じの人、任してください。絶対ハピエンにしません!
ドムサブわかんない人、ぜひpixiv大百科見ながらどうぞ
さくなべ
渡辺side
抑制剤の錠剤を机に1錠、2錠と並べる。
「これが朝、と夜。ーっとそんで…」
お察しの通り俺はsubで、社会的には弱者と言える
そんな俺だがこの社会を這い上がってアイドルとして活動しているので努力次第、とも言えるだろう
「…はぁ」
でも最近playが出来ていない、要するに欲求不満だ
青年時代から何度かdomの涼太にお世話になっているが、流石に幼馴染なのでcare程度
そろそろ誰かとセックスとかしたい
「おぇ…この薬まっじー…はぁ」
車の鍵を片手に仕事に向かう。
今日は深澤と佐久間との3人でYouTubeか。しんどそ
エンジンの音を俺らの曲で掻き消すように、スマホで流し始めた
「んっん〜♪」
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「おっはピィーまんっ!!」
ドンっ!!と俺の車の窓に張り付いてくるピンク色。
今日もうるせーなぁ、ただでさえイライラしてんのによォ
「はいはいおはよ、さくちゃん翔太が出れないでしょ?」
「にゃっはは!たしかに!」
もうすでに騒がしい現場にはぁと息を吐く
今日一緒の2人はどっちも‘dom’だ。
2人は俺がsubってことは知らない。まあ当然話してないからだけど
「移動お願いしまーす」
スタッフの声が聞こえる。今日はしんどい1日になりそうだな
俺は昔涼太にもらったストラップをお守り代わりに握り歩き出す。
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「いんゃ〜今日の撮影はしんどかったね〜w」
「たしかに わら ディレクター機嫌悪かったよね」
ほんとにそう。ちょっと glare に当てられてしんどかった
「たしかにキレてたしな笑」
正直もう帰りたいし誰かにcareされたい…
「俺ちょっとトイレ行ってくるわ」
深澤がふらっと外に出ていった瞬間大きな音がした。
ガシャシャーンッカランカララン…
「てめぇ何してんだよッ!!!!」
どうやらスタッフの誰かが機材を倒したようだ
大声で怒鳴るdomの怖さは計り知れない程に俺の恐怖を煽った。
「いやいや、ディレクターさん怒りすぎでしょ わら」
深澤が仲裁に入った
「いやいや、今深澤さん関係ないですから。すいませんねぇ」
段々とそれが言い争いになっていく
…
「いい加減にしろって言ってんだろうが‼︎‼︎」
「演者が口出すことじゃねぇんだよ‼︎おい、機材落としたスタッフ!」
「は、はぃ…ッ」
怖がる男性の声が聞こえる
俺も冷や汗が止まらず立ったまま一歩も動けない。
佐久間は他人事のようにスマホをいじっている。
その声が聞こえた瞬間俺の膝がガクンと落ち、気付けば視線は灰色の床から離れなくなっている
「え、しょっぴーどうした?」
佐久間がこっちに歩いてくる気配がする。周りの音は聞こえない。
「さ、ささ、さく…ま」
「あれぇ…しょっぴーsubだったの?」
バレた…でも今はそんなことはどうでもいい
涼太に連絡して、俺にcareを…!
キーッパタン
外の【怖い】気配を感じなくなった。
「しょっぴーsubなのにしんどかったね…もうドア閉めたし大丈夫だよ」
佐久間…?俺のためにわざわざありがとう…
「さ、ささく、ま…りょ、りょーたに」
おぼつかない言葉でスマホを指差し伝えようとすると、
ちゅ、と佐久間の唇が俺の唇に触れ言葉が遮られる
「俺も欲求不満だったんだぁ♡ちょーどいいや!‘down’‼︎」
ドタンッ
体を支えていた腕の力がふっと抜け、前に倒れるように伏せる
「さ…佐久間?や、やめ…」
「‘sh’」
「んぐ…ッ」
命令されればされるほど頭の中がとろとろに溶けていく。
それが気持ちいいのか気持ち悪いのか俺にはまだわからない
「あ゛〜♡きもちっ!翔太最高…‘good boy’」
「あぅ…♡」
褒められた…うれしぃ…おれさくまのやくにたってるぅ
「しょーぉった!‘strip’」
「は…ぁ…」
スルスルと自分の服を脱いでいく。気づけば下着だけになっていて、満足そうに眺め前髪を掻き上げる
佐久間を見て、俺は誇らしくなった。
「えーかわぃ…‘come’」 佐久間が片手で俺を手招く。
ずりり、と佐久間の近くに寄っていく。すると佐久間の足が引いたと思えば、
俺の体は吹き飛んだ。
ドンッ…ずるる…
「お゛ぁ…?は…さく…?」
痛い。おなかいたい、あしいたい、せなかいt
「翔太なら優しくしなくていいよね?」
「ぇ」
「俺どうしても殴ったりしないと満たされなくてさー…ごめんね?」
さくまってこんなおっきかったっけ
ゴッ
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「ハッ…ぁ゛、うあ…ここどこ…」
気づけば知らないベッドで湿布と包帯まみれになっていた
「いやだ…誰か、ここどこぅあ゛、あ゛」
「翔太?大丈夫そ?」
扉から入ってきたのは佐久間だった。
「え゛…やだ、誰か…ごめ、ごめんなさいッ…!」
「しょっぴー、さっきはごめんね?‘good’大好きだよ?」
「あ゛ぅ…♡」
そう言って佐久間は俺の首を絞めながら抱きしめた。
「俺こうしなきゃ満たされないんだ…しょっぴー助けて?」
「あ゛…カハッ」
「さぐ…ま゛。俺がうげどめでっやるから」
佐久間を震える手で抱きしめる。
「しょっぴー!だーいすきぃ…」
あたまのなかはさくまのことでいっぱいだった
「しょっぴー…‘kiss’♡」
「ん…♡」
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佐久間side
「しょっぴぃ、ちょっと来て?」
「…おう」
「翔太、顔色悪いけど大丈夫?」
涼太が俺の細い腕を強く握り引き寄せた
「…涼太…俺、お前とs」
「‘come’」
「ぅ、俺行かなきゃ、ごめんな」
それを振り払い俺は小さいピンクの妖精のような彼に着いていく
…
トイレで佐久間のモノを舐め続ける
ジュル…ジュ、グチュ…
脳内がまた麻薬に浸るようにどろどろと溶けていく
「あ゛〜♡翔太、いいよ…」
下から見る佐久間は、いつも怖くて、かっこよくて…エロい
こんな関係セフレなのかなんなのかわかんないけど
「翔太、‘attract ’」
「…っ大介の、もっと欲しい♡」
傷の分だけ愛を感じれるんだ。
「‘good boy’♡」
Fin
コメント
3件
暗色が広がって閉ざされた二人の世界、最高!コマンドがしっかり使ってあって、お見事です🙇 ……ふかだて、推してます😋