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私は中間〇〇。
私にはお母さんしかおらへん。
前までは『中間』って苗字じゃあらへんかった。
そして今日…
お母さん『〇〇〜』
〇〇『どしたん?お母さん?』
お母さん『〇〇に言わなアカンことがあるねん。』
〇〇『ん?なにを?』
お母さん『私!再婚することにしたんや!』
お母さんが言った“再婚”という言葉に少し驚いたが、少し嬉しかった。
〇〇『えっ!よかったやん!お母さん!相手はどんな人なん?』
お母さん『〇〇のお父さんみたいにカッコよくて優しい人なんよ〜(●︎´▽︎`●︎)』
“〇〇のお父さん”それはお母さんの旦那さん。
私が高校生になると同時に亡くなった…
事故死やった…
お母さん『それとな〜』
お母さんはとても幸せそうに話している。
〇〇(お母さん、幸せそうでよかったε-(´∀`;)ホッ)
〇〇『それと?…』
お母さん『〇〇、前から兄弟ほしい言ってたやん?』
〇〇『まあ〜言ってた!笑』
(兄弟やなくて…姉妹なんやけどな…笑)
そう。私は男性が苦手。
多分兄弟に男の子がいたとしても男性恐怖症は克服できんと思う。
お母さん『それでな〜再婚したら〇〇にお兄ちゃんができるねん!』
〇〇『えっ…』
(嘘…でしょ…マジか)
お母さん『ん?どうしたん?〇〇?』
〇〇『ん?な、なんもないで!』
そう。お母さんは私が男性恐怖症のことを知らへん。
知らないのではなく、私が言ってないから。
そもそも、言ってないのではなく、言えないから。
お父さんとは普通に接することができたが今度のお父さんはどうか分からへん…
お母さん『そう?明日、潤くんと息子さん来るからね、』
〇〇『わかった。』
“潤くん”とは新しいお父さんのことやってすぐわかった。
ふっと思った…
『智くんに会いたい』
〇〇『お母さん!ちょっと出かけて来る!』
お母さん『わかったわ〜』(·∀·)ニヤニヤ
お母さんがニヤニヤしているのが見えた。
多分、私が智くんに会いに行くって分かったんやろな〜笑
智くんと付き合ったのは中学三年生の卒業式の日
智洋『〇〇ちゃんっっ!…』
私はずっと智くんに片想いをしとった。
〇〇『どうしたの?神山くん。』
本当は嬉しかったのについ、冷たい口調になってしまった。
智洋『俺っ!…〇〇ちゃんのことがす…す///』
〇〇『す?…』
智洋『好きですっ!!///』
〇〇『えっ』
智洋『俺と付き合って下さいっ!///』
夕日のさす中学校生活最後の日に智くんに告白された。
〇〇『ありがと///嬉しい///』
智洋『俺…〇〇ちゃんのことがずっと好きやった/// やからっ!俺と付き合ってくれへん?…』
智くんは少し顔を赤くして言ってきた
〇〇『私でよければお願いしますっ!///』
智洋『えっ?!いいん?!』
〇〇『うんっ!私も神山くんのことずっと好きやった!///』
智洋『ほんまに?!嬉しい//』
〇〇『神山くんっ!これからよろしくね!』
智洋『神山くんやなくてっ…智くんって呼んでくれへん?…』
智くんは、またもや頬を火照らせ言ってきた
〇〇『わかった!智くんっ!』
智洋『っ…///』
チュッ
えっ…
智くんは何も言わずに私のファーストキスを奪ってきた。
智洋『好きやっ!〇〇のことが//』
〇〇『私もっ!//』
こうして私達は、付き合うことになった。
——–キリトリ線——–
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