テラーノベル
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今日は夜露魔法学校の入学式だ。
楽しみは一つもない。
「ねえねえ、なんの魔法使うの?」
明るそうな女子が話しかけてきた。
「すぐわかるじゃん。」
僕はそっけなく答えた。これからすぐに
適性検査始まり、全員に知られるからだ。
講堂の大きな扉が開き、薄暗い室内へと
誘導される。正面の演台には、古そうな
水晶が待っていたかなのように座っていた。
「次、103番」
教師に促され、僕はため息をつきながら
歩く。
さっきの女子が頑張って!と言うように
手を振る。
前の人たちがやっていたように水晶に触れてみると、虹色になり、まっ白、透明感のある青…最後にこの薄暗い室内を包むように水晶が光った。
まわりがざわめく。
「虹、雪、雨、星が適性魔法だ。」
学校のことを説明され、下校時間になり、帰ろうとすると、あの女子に呼び止められた。
「4つの魔法って珍し!」
適性魔法は遺伝で決まる。僕はお母さんが空、お父さんが分離だ。
空を分離して虹、雪、雨、星になったんじゃないかと言われている。
遺伝に分離があっても、こうなるわけではない。本当に僕は珍しいんだ。
そう伝えると彼女はもっと驚いた。
「ちなみに私は未来、過去魔法。相手の未来や過去が見れるの。」
「へぇ〜すごいじゃん。」
僕は素直にすごいと言った。めっちゃ便利そうだ。
だが、彼女は悲しそうに言った。
「でも…相手の悲しい未来や過去が見えるときがあるんだ…君も…」
なにかを言いかけたが、だまってしまった。彼女はなにを言おうとしていたのだろうか…
時には知らないほうがいいこともある。
僕はまだ知らなかった。彼女がなにを知ったのかを…
〜終わり〜
コメント
1件
わあ、第1話読んだよ〜!✨ 4つの適性魔法ってめっちゃ珍しいし、設定がもう面白すぎる!! 水晶が虹色になって白と青を経て室内を包むシーン、めっちゃ綺麗でドキドキした🥺💕 最後の彼女の言葉、何を言いかけたのか気になりすぎて続きが待ちきれないよ…! 主人公と彼女の関係性もこれからどうなるんだろうね。虹雪雨星さん、素敵な世界観をありがとう! 次話も楽しみにしてるね〜🌸
🐰因幡ぽかり🖤
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