ブルーベル嬢は床に倒れ、わたしの胸とシオドール殿下の腹がブルーベル嬢の祈りで漆黒に光り輝き、切れた。
お互い痛みに耐え、シオドール殿下は剣を鞘に収める。
「リアム殿下が死に際に言っていた」
「私にとっては大切な妹だから死なせないでくれと」
床に倒れたブルーベル嬢は意識が朧(おぼろ)げになりながらも口をゆっくりと開く。
「はっ……、だから即死させなかったの……?」
「つくづく、冷酷な人……」
ブルーベル嬢はとめどなく涙を流しながら、
シオドール殿下に向かって震えた手を伸ばす。
「シオドール殿下、私……ホワイトベルは……」
「貴方のことを……愛していました……」
告白を聞き、涙がわたしの頬を伝う。
ブルーベル嬢が静か**************************
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