テラーノベル
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修正プログラム実行_失敗
ERROR、現在、管理者権限を所有していません。 ERROR、ER▋ROR、ERROR…心当たりがな▋場合は、システムのリセット▋を▋▋▋▋▋
███▋_
八幡宮は煽るように笑った。
「レイラーさん、貴女がタヒのうとしてたら、私みたいになるよ。」
苦笑いをする八幡宮を見て、レイラーは泣いて抱きついた。
八幡宮はそんなレイラーをみて、えっ、と素っ頓狂な声を上げた。
八幡宮にとっては_レイラーが、こんなに子供みたいに泣けることに驚いた。
ぐすん、ぐすんと泣くレイラーに対し、八幡宮は何も出来ずにいた。
思わず、呆然としてしまったからだ。
頭を撫でるとか、できるはずもなかった。
「…っぐすぅ、ありが、と、ごめんなさ…」
顔を埋めて泣くレイラーへ、八幡宮は困ったように笑った。
「…こっちこそごめん、ごめんね…」
2人はしばらく動かず、星空の下、ゆっくりと手を取り合っていた。
相変わらずこちらを見下ろす星空の下。
2人は5分ほど泣き腫らして、立ち上がった。
握りあっていた手は自然と離れ、2人は隣を歩いていた。
2人は10分ほど歩くうちに、星空がよく見える草原へとたどり着いていた。
「…綺麗だね、レイラーさん。」
レイラーは、目を腫らしたまま頷いた。
2人はゆっくりと、草原の元で座った。
「…」
その沈黙は、数秒だったかもしれない、だが_
それは2人にとっては_1時間にすら思える_そんな沈黙であった。
星空はただ輝く。
この星々は、2人には一切興味がないかのように輝いた。
…八幡宮が呟いた。
「…星、綺麗だと思わない?」
「…うん。」
レイラーは静かに頷いた。
「こんなに綺麗なのに、こっちには見向きもしなくて。」
「こんなだだっ広くて、終わりなんてなくて、空の向こうに、何があるのかなって」
「青い空の向こう側にツギハギがあって、雲がそれを隠してるんじゃないかって、空の向こうを見たかった。」
「私はね、前まで…宇宙に憧れてたんだよ。」
空を見上げる八幡宮つられて、レイラーも空を眺めた。
星々がどこまでも続いて、空間なんてものすらあってないほどそれは果てしない。
八幡宮は息を吸った。
そしてそのまま言った。
「だから私は…宇宙について、研究を始めたんだ。」
「…宇宙、ですか?」
「…そうだよ。」
レイラーは意外そうな顔をした。
「そうなんですか…?」
八幡宮は頷いた、だが悲しそうな顔をして、笑った。
「けれど宇宙は…つまらないものだった。」
「私は…宇宙がチンケなものだって分かってしまった。」
「先人を除いて、未知の生物は存在しない。 」
“陽”
それは、私たち人類を照らすものだ。
朝、昼_当たり前のようにそれは存在している。
_に近しいものだ。
八幡宮の言葉を聞いたのち、レイラーは_
指を指した。
そして、疑問をぶつけるように_聞いた。
「……ならこの月はどこから来たの?」
何度か瞬きをした。
表情こそ完全には見えなかった、だが少し_驚いているように写った。
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八幡宮は2回、瞬きをしたのち、目を伏せて答えた。
「さぁ、分からない。」
「これも…先人の努力だったりしてね。」
そして、困ったように笑った
「っはは…」
「…私は、諦めちゃったから…もう分からないんだよね。」
「…宇宙がどれだけ広いか…私たち人間が、どれだけちっぽけか…」
___
_宇宙を旅した者がいるという、だが彼ら彼女らは、何かをもたらした訳ではなかった。
そこから私はリィン・システムにたどり着いて、そっちの方に興味を持った。
_それは、この星の贈り物だと…思っていたから。
「…でも、それは真っ赤な嘘だったね。」
そういう八幡宮を、レイラーはまっすぐと見た。
「…なら…」
レイラーは立ち上がると、その広大な星空に向け、両手を掲げた。
その目は星々と混ざり合い、エメラルドグリーンに青が混ざりあった。
その目には、光が戻っていた。
八幡宮は、驚いた。
「………全部、解き明かしましょうよ。」
レイラーはその目のまま、八幡宮を見た。
そこだけ光るように、ただまっすぐ、八幡宮の目を見つめたのだ。
ぎらり、と輝く星空は、こっちにおいで、と言わんばかりに_2人を歓迎した。
2人は、夢中になって、歩き出した_
_その時だった。
▋▋聞こえてるかな。」
_まるで、かみさまのような_声が聞こえた。
遥か上空、2人合わせても到底届かない場所_それほど上にいる。
2人は驚いた表情をした、そして星空から目を離し、逃げ出そうとした
▋error、修正プログラムを実行します。
対▋ 八幡▋を修正_
(…え?)
八幡宮は_かってに、天を仰ぐように、抱きしめてもらおうとする子供のように、その両腕を掲げた。
そして、かみさまのようななにかが_とうめいなその手で、優しく八幡宮を抱きしめた。
_抗えない。
_どうやっても、全く抗えない_!!
八幡宮はレイラーに助けを求めようとした、だがレイラーは、怯えているのか_呆然と立ち尽くすのみであった。
「…は、八幡宮さん…?」
レイラーは聞く、だが宙に浮いてしまった八幡宮には、それらに答える余裕などなかった。
「…お前は…お前は誰だ!!?」
かみさまは答えることはなかった、ただ上空へ、上空へと、浮遊して、まるで真っ逆さまになるような、気持ち悪さを覚えた。
「八幡宮さっ…!!!!」
「待って!!待ってください…!!」
その言葉は_届くことはなかった。
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