コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ごめんなさい。
まぢでごめんなさい。
テストとか遊びとかで頭から抜けてました
遅くなってすいません。
研磨 side
翔陽が代表として説明をした。
黙々と話を進め、聞き入る皆の顔は、悲しそうな顔。
俺達4人は下を向いている。
時々ちらっと見る翔陽の顔は、昔とおんなじ顔をしていた。
あの日、あの時。
蒼羽が翔陽を裏切った。
俺達よりも、ずっと翔陽と仲良かった蒼羽が……
でも、裏切るなんて最初から薄々気づいてた。
だけど翔陽は、離れることは無かった。
裏切られた瞬間、翔陽は初めて、俺らの前で泣いた。
「ごめ…、あ、と……よろ、しく…」
バトンタッチ。
後は任せなよ。翔陽。
喧嘩グループ作ったあと、すぐに翔陽が宮城に転校。
それを追っかけるように、蛍も、忠も、飛雄も宮城に。
俺一人、東京に残された。
翔陽達は無事に再会して、「Crow」として喧嘩グループを始めた。
たまに皆がこっちに帰ってきてくれて、その度に絡まれて、喧嘩して。
でもCrowのメンバーは4人には変わりなかった。
小4の夏休み、3人、夏風邪拗らせて、翔陽だけ東京に帰ってきてくれた。
その日の午後4時くらいかな、
親が、大切な話するからお使い頼むね
って、俺達二人をお使いに行かせた時、
高校生男子に絡まれた。
ざっと10人くらいだったかな、5人対一人で戦って瞬殺。
そのときにつけられたあだ名が「真夜中の狐」、別名「夜狐」だった。
その日から俺と翔陽は「夜狐」として活動し始めた。
あとはよろしく
と言わんばかりに、蛍と目を合わせる。
蛍は
わかった
と言わんばかりに頷いた。