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2015年7月31日、大洗から苫小牧へ向かう北行便での運航中、苫小牧港の沖合50キロメートルの海上で車両甲板から火災が発生した。乗客は全員避難したが、2等航海士の男性が行方不明となり[8]、同年8月3日に死亡が確認された[9]。同年8月5日には函館沖へ曳航され[10]、8月10日には全面鎮火し[11]、室蘭港への曳航を開始した[12]。火元は第2甲板の右舷中央部に積載されていたトラックの保冷機の短絡及び断線であり、その直上に積まれていた貨物車に未申告で積まれていた大量の小型ガスボンベに引火したのが被害拡大の原因だった[13][14]。
9月3日には、船体の損傷は火元周辺など限定的でエンジンも無事であったため、函館市の函館どつく函館造船所での修復を行い、2016年の早い段階で運航再開を行う方針が示された[15]。
関東運輸局からの「運送の安全確保等に関する命令」に基づき消火プランの策定・訓練実施・消火設備増設といった改善を行い火災事故から約半年後の2016年2月3日の苫小牧発夕方便から航路に復帰。初日は旅客サービス設備調整のため無人車両のみを取り扱い、翌日の大洗発便から旅客扱いを再開