テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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キミドク　ーキミのために毒を飲むー

第1話 - 第1章　毒が導く先の

113

2025年01月18日

#オリキャラ

#オリジナルストーリー

#デスゲーム

#低クオ

瀬兎#雪ほこり🐇📷️

キミドクです！！

まあノベルにした＝グロいなので…そこはご容赦ください

「ねえねえ！」

「こんにちは！はじめましてだよね…自己紹介は省くけどさ！」

「…自己紹介省いても名札見れば分かるでしょ？分かるよね？」

「突然だけど…君はさ、大切なもの…ってある？」

「家族、友達、見ず知らずの人…」

「もしかして自分だったりする？」

「あははっ！ごめんって！そんなに怒らないでよ！」

「友達になりたいんだよ。僕は…君とさ！」

「…と…ずいぶん本題がずれてしまったね」

「最後の質問をしよう」

「君は…その大切なもののためなら何でもできる？」

…頭が痛い

重い瞼を開けると、知らない部屋にいることに気がついた

天井、壁、床も全て白で家具なども無い殺風景な部屋だ

孤児院にはこんな部屋無いはずなのに…ここは一体…

と、そんなことを思っていると女性の話し声が聞こえた

顔を声が聞こえた方に向けてみると、そこには水色髪の女性と白髪の女性がいた

???「…それで、もし目が覚めなかったらどうするの？」

白髪の女の人は心配そうに水色髪の女性に話しかけている

???2「大丈夫！脈はあるから！気絶してるだけだよ！凪！」

…もしかして私のことだろうか

そしたらずいぶん心配をかけてるだろうし…無事を伝えないと…

凛「あの…」

私は２人の女性に体を向けた

すると…水色髪の女性は目を見開き、無事でよかったです！とこちらに近寄った

すぐ近くに来ると、女性は私の手をぶんぶんと振った…力が強い

とはいえ、何も言えず、私は苦笑いをすることしかできなかった

苦笑いをしていると、白髪の女性がそういえば…と思い出したように言った

???「自己紹介しないといけないといけないじゃないかしら？

この子にとっては知らない人と話してるわけだし」

そう言うと、水色髪の女性は私の手を離した

???2「確かに！」

やっと解放された…

両手をぶらぶらしていると、白髪の女性はにこっと微笑んだ

凪「はじめまして！私は灯良　凪(ひいがら　なぎ)よ。

凪「中学校で理科の先生をしているわ！よろしくね！」

凪さんは肩まで伸ばした白髪にグレーのシャツに白衣、黒いスカートを履いている

白衣を着ているのは理科の先生だからか…

天沙耶「え～と…私は天沙耶(あまさや)！一応本名だよ。

天沙耶「これでも現役医師なんだ！よろしくね」

水色髪の女性は黒いシャツに白衣と水色のリボンを着けている

あぁ、なるほど…現役医師…

凛「現役医師！？どうしてお医者さんがこんな所に！？」

私が大声を出すと、凪さんは微笑を浮かべながら唇に手を当て、しーっと声を出した

さすがに大声だったか…

でも本当に不思議なんだ…定期検診でもあるまいし…

こんな所にいる意味が分からない

天沙耶「それが…私にも分からないんだよね…気がついたらここにいたの」

天沙耶さんが困ったように言うと凪さんは同意した

凪「私もなのよ…同じ人に連れ去られたとかなのかしら？」

２人はうんうんと頷き合った後、天沙耶さんがハッとした表情をした

天沙耶「そういえば君の名前聞いてなかったね。お名前は？」

凛「えと…私は真犬　凛(まいぬ　りん)です！高校生で…よろしくお願いします！」

頭を下げると、２人は目を見開き、やがて凪さんが言った

凪「高校生？そんな年齢の子がこんなところにいるの…？」

まぁ高校生の年齢ってだけで通ってるわけではないんだけど…

言って良いことは無いし…黙っておくのが吉だろう

天沙耶「信じられない！！黒幕が出てきたらぶっ潰す！」

そう言うと天沙耶さんは拳をぶんぶん振り回した

凪さんは落ち着いてと柔らかく天沙耶さんをなだめている

そんな２人の様子に平和を感じながら、私は周りを見渡した

この部屋には何も無いものの、5つのトンネル？のようなものが枝分かれしている

きっと別の部屋に繋がっているんだろう

そして…一番疑問なのは私合わせて３人以外に人はいるのか…

聞いた方が早いかな…

凛「あの、天沙耶さん…」

そう言いかけたとき、一つのトンネルから七人の男女が向かってきた

???「天沙耶さん、灯良さん、このトンネルは食堂に繋がってましたよ…と、あれ？」

男性は煙草を片手にさっき出てきたトンネルを指差した…の後私を見て驚いた

…他にも人がいたか…

???2「無事でよかった！全然起きへんから心配しとったんやで！」

セーラー服を着て、オレンジ色のひし形ピアスを付けた少女が言う

…大阪の人なんだろうか

???3「…全員合わせて10人…何か誘拐犯に目的にでもあるんじゃないのかな…」

ピンク髪に、ブカブカの白いパーカーを着た少年が場を伺いながら言う

…どこかで見たことあるような…気のせいだろうか

???4「…確かにそうかもしれませんね。誘拐犯が未だに姿を現していないのも不思議です」

白髪の狐の仮面を付けた女性？男性？が顎に手を当てながら言った

仮面で顔は隠れて見えないけど…声的に女性…いや男性…？

???5「別に大丈夫ですよ～いつか来ますって～」

ピンク髪のシスター服を着た女性が微笑んだ

シスター服を着ているということはどこかの宗教の人なんだろう

???4「いや、二十さんは楽観的すぎますって…」

白髪の狐さんがツッコむと、狐さんの後ろから１人の男性が出てきた

???5「でもこれぐらい楽観的にならないとやっていけないって～」

カールした茶髪に黒縁メガネとコートを着ている男性…

凛「…逆月…？」

続く

キミドク　ーキミのために毒を飲むー

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???4の人結構好きかもしれんな、

ｳﾜｧ……ｽｺｽｺｽｺｽｺ……((( ﾀﾉｼﾐﾀﾉｼﾐ……(((?

凪さんすこ…()

瀬兎#雪ほこり🐇📷️

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第1話 - 第1章　毒が導く先の

「ねえねえ！」

「こんにちは！はじめましてだよね…自己紹介は省くけどさ！」

「…自己紹介省いても名札見れば分かるでしょ？分かるよね？」

「突然だけど…君はさ、大切なもの…ってある？」

「家族、友達、見ず知らずの人…」

「もしかして自分だったりする？」

「あははっ！ごめんって！そんなに怒らないでよ！」

「友達になりたいんだよ。僕は…君とさ！」

「…と…ずいぶん本題がずれてしまったね」

「最後の質問をしよう」

「君は…その大切なもののためなら何でもできる？」

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「もしかして自分だったりする？」

「あははっ！ごめんって！そんなに怒らないでよ！」

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「…と…ずいぶん本題がずれてしまったね」

「最後の質問をしよう」

「君は…その大切なもののためなら何でもできる？」

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