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皐月side
皐月を家に戻したのはいいが…中々脱ぐ素振りが見えない…。
桜「怪我の手当、出来ねぇんだけど?」
俺がそう話すと皐月は焦ったかのように…、
皐月『お、俺が自分でやるから!!だから遥は気にしないで風呂入ってくれよ!!』
桜「…背中の傷をどうやって自分でやるんだ?」
皐月『あ、えっと、それは……。』
桜「お前まだ俺たちに隠してんのか?」
皐月『……隠してるわけじゃない、でも、見たくないだろうって……。』
桜「それは俺が決める、見せてみろ。」
皐月はしどろもどろしながらも背中を見せた。
ケロイドと根性焼き、身長や歳で分かるガリガリの体……。
桜「お、お前どうやって暮らしてたんだよ!」
皐月『……言えない。言いたく…ない。』
桜side
まだ、壁作ってんだ……。近寄ろうとしても…、壁をはられる…。
どうしたら…、お前の隣に立てる?どうすれば…、役に立てる?