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「これは……」
手紙を見て驚くユージーン王に、秘書官が事務的に伝える。
「はい。1週間後に王太后様がお戻りになられます。その知らせでございます」
(っ! 王太后様がお城に戻ってくる……!!)
「わかった。例の準備だけしておいてくれ。――下がっていいぞ」
「承知いたしました」
深々と頭を下げ、秘書官は部屋を出ていった。
私のもとへ戻ってきたユージーン王が、ピリッとした雰囲気をまとって言う。
「聞こえたと思うが、来週、王太后が公務から帰ってくる。そうしたら王太后とリタ嬢との面会の日取りも、すぐ決まるだろう」
「は、はい。わかりました。心構えをしておきます」
ユージーン王の言葉を聞きながら、無意識のうちにお腹の上で重ねていた手に、力が入る。
……なんとなく、まだ先のことだと思ってたけど。
とうとうユージーン王のお母さん――王太后様と顔を合わせるときが来たんだ。
(王太后************************
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