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鬼の花火
楽しかった夏休みも終わり、新学期が始まって数日が過ぎたある日の事。
今日は日直で、いつもより早く登校していた。
教室でお花にお水をあげていると、教室に入ってきた永井君が声を掛けてきた。
「結衣ちゃんおはよう!」
「あ、永井君おはよー」
「あのさ、相談なんだけどさ。今度の日曜の花火大会って行く予定立ててる?」
「花火大会?あ、そういえば日曜日だったっけ……」
土曜日に、猛君が円香さんに頼まれた本棚を一緒に作る約束をしていて、それが楽しみで日曜日に花火大会がある事をすっかり忘れていた。
「って事は、まだ予定立ててないよね?日曜日空いてたらさ、佐藤も誘ってみんなで花火大会行かない?」
「みんなで?楽しそう!広子ちゃんにも聞いてみるね!相談ってその事?」
「まぁ、佐藤を誘っ*********************
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