???A「それにしても、アカシックは何をするつもりなんだろうか?あの自由人(?)め!」
ローブを纏った怪しい人物たちがいた
???B「全くだ!」
???C「まあまあ、そんなにカリカリしないでよ。彼は異世界から人間を連れてきたそうだよ………何を考えているんだか………」
???D「やめろ、お前ら。今回はそんな話をする訳ではないだろう?話すのはアカシック・レコードとかいう糞ガキについてだろうが」
???Cは怪しい笑みを浮かべた
「ああ…そうだったね。それにしても、彼を利用しようなんて、悪いことを考えたもんだね。あんたワルだよ」
Bも便乗して言う
???A「D、アンタマジでやるつもりか?アカシック・レコードには精神支配攻撃なんて通用しないと思うぞ?ムリだろ」
Bは吐き捨てるようにいった
Dは笑いながら言う
???D「ハハ、君は考えが足りないな。この世界は王族であるレコード家が作った仮想世界なんだ。この世界は強く心で念じれば何でもできることはもちろん知っているだろう?アカシックは人の願いを叶えることができるんだよ。まさに奇跡の力、奇跡の子供だ」
???B「チッ、知ってるさ」
???D「ただしレコード家が滅んで欲しいと願っても滅ばないのはなぜだと思う?」
???B「効かないから」
???D「ハハッ、正解だ。賢いねー、偉い偉い」
ビキッ!
Bの額に青筋が浮き出た
???B「……………………続けろ」
怒りを必死に抑えている様子だ
Dはそれに気づいてるのか気づいてないのか…
???A「ダメだ、俺はついていけねえな。俺次の予定があるし、もう行くわ。アカシックについてはお前らが勝手に決めとけ〜、じゃあな!」
と言って立ち去っていった
???D「昔からAは変わっていないな。それよりもさっきの話の続きだが、レコード家には効かないって言ったよな?」
???B「ああ」
Dは声を落として言った
???D「この世界のブロックルーチンを解除してしまえばいいんだ。つまり、この世界の法則をねじ曲げるってことさ」
???B「はあ?どうすりゃいいんだってこった」
Bは意味がわからなかったようだ
???D「確かレコード家には……追放された奴がいただろう?そいつの力を利用してしまえばいい。なぜならソイツは世界の法則を捻じ曲げる力を持っていたからな」
???D「今、その作戦を決行する時が来たんだよ。分かるかな?」
Dは部屋から退出した
???B「…………いや………無理だろ………300年以上前にいた人物だし………」
???C「私なんて会話入れてないよ!謝れ!おいこら謝れ!逃げんなー!!!」
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