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騎士パロ
注意⚠️
死ネタあり
人によってはグロく感じる表現あり
文がおかしいです
なんでも許せる方のみ
【メインキャラ】
天馬司→騎士団の団長数年前妹が殺され友人が連れていかれたことをきっかけに騎士になる。17歳。
東雲彰人→司の騎士団に所属している騎士。姉が自分のせいで殺され、突如消えた親友を探すというのがきっかけで騎士になった16歳。
暁山瑞希→司の騎士団に所属している女騎士。親友、理解者と失ったものが多く自暴自棄になり騎士になった16歳。誰にも言えない秘密がある。
【メインキャラの関係者】
司の関係者
天馬咲希→魔物に殺された司の妹。
星乃一歌 日野森志歩 望月穂波→小さい頃からの友人
日野森雫→志歩の姉であり司の友人
青柳冬弥→突如消えた司の幼馴染
神代類→司の親友
彰人の関係者
東雲絵名→彰人の姉
青柳冬弥→彰人の親友
瑞希の関係者
東雲絵名→瑞希の友人
神代類→瑞希の秘密を知っている理解者。
白石杏→瑞希の秘密を知っている友人。
レッツゴー
5年前
司「あ!咲希!一歌達が来たぞ!!」
咲希「本当!?」
この日は咲希の誕生日だった。一歌、志歩、穂波、雫を招いたパーティを開く予定だった。
『咲希(ちゃん)お誕生日おめでとう!!』
咲希「うわぁ!!みんな!!ありがとう!!」
司「よかったな!咲希!(類…来てくれなかった…)」
咲希「うん!!」
天馬ママ「司ーちょっといいー?」
司「はーい!なぁに?母さん!」
天馬ママ「牛乳が切れちゃったの。お使い頼める?」
司「任せて!」
天馬ママ「気を付けるのよ?」
司「はーい!」
彰人サイド
絵名「ほら。彰人挨拶は?」
彰人「どうも…」
瑞希「へぇ!この子が絵名の弟!?」
絵名「うん。ほら自分の名前くらい言いなさい」
彰人「東雲彰人…」
瑞希「へぇ!彰人くんかぁ!よろしくね!」
絵名「言っておくけどこいつ瑞希と同い年よ」
瑞希「へぇ!そうなの!?」
絵名「ねぇ彰人。今日は悪かったって。明日買ってきてあげるから」
彰人「許さねぇ…」
瑞希「喧嘩してるの?」
絵名「今日冷蔵庫に入ってたチーズケーキ。名前無かったから食べちゃってさそしたらそれ彰人のケーキだったの。」
瑞希「勝手に食べられると怒って拗ねちゃうところとか絵名そっくりだねぇ〜」
絵名「は!?私こんな拗ねないから!!」
瑞希「えぇー!拗ねてるって!!」
絵名「拗ねてない!!彰人と一緒にしないで!」
彰人「はぁ?」
絵名「大体彰人!あんた自分のゲームって名前くらい書きなさいよ!!」
彰人「そっちこそ!!冷蔵庫に入ってる誰のか分からないもの勝手に食ってんじゃねぇよ!」
絵名「あんたねぇ!!」
瑞希「あははは!!2人ともそっくり!」
東雲『どこが!!』
瑞希「そういうとこだよ〜」
瑞希サイド
瑞希「それじゃあ、2人とも!またね!」
絵名「うん。またね。瑞希。」
瑞希「はぁ……今日も楽しかったな…こんな日がずっと続けばいいのになぁ……類…どこいったんだろう。ずっと理解者で居続けるって言ってくれたのにな。」
瑞希「ただいまーって言っても…誰も居ないんだけどね。お父さんもお母さんもお姉ちゃんも…みんな殺されちゃったからなぁ…絵名…絵名は…居なくなったりしないよね…」
司サイド
司「早く帰らないと!!ん?あれは?」
街の人「おい!!逃げろ!!ヴィラン軍が!!ヴィラン軍が攻めてきたぞ!!」
司「ヴィラン軍?」
街の人「きゃぁぁぁ!!娘が!!娘がまだ家に!!!!」
司「街…?っ!!北方面…さ、き…咲希!!」
司「熱い…母さん…!一歌!志歩!穂波!雫!咲希ー!!」
街の騎士「おい!!君!ここで何してるんだ!!」
司「母さんと妹が!!友人が!!」
街の騎士「ここは危険だ!!」
司「そんな!!」
ヴィラン軍が去って数時間経った。街は荒れ果てていた。そんな中司は妹と母親、友人を探していた。
司「咲希!!母さん!!一歌!穂波!志歩!」
司「家が…無くなって…」
雫「つかさ…くん……」
司「雫!!大丈夫か!?」
雫「それよ…り…しぃちゃんが……消えちゃった…」
司「志歩が!?」
雫「しぃちゃんをみんなを…助けて…!」
司「っ!!」
雫の手に繋がれていたのは咲希の手。瓦礫の下の下敷きになっていた。
司「うっ!!うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
彰人サイド
絵名「何?なんの音?」
彰人「絵名!こっちに何か来てる!!」
絵名「は!?嘘!ホントじゃない!!彰人!!城付近まで逃げるわよ!!ここからそんなに遠くない!!」
彰人「おう!」
彰人「あっ…おまもり…」
絵名「は?」
彰人「母さんのお守り!」
絵名「ちょっと彰人!!どこ行くの!?」
彰人「お守り…!!あった!!っ!」
後ろから何か禍々しい気配がした。殺される予感がしていた。
絵名「彰人ーーー!!!!」
彰人「うっ、痛っ………ここは…たしかさっき何かがこっちに押し寄せてきてて逃げようとしたけどお守り忘れて…っ!おい…絵名…?」
絵名「………」
彰人「絵名…!絵名!!!」
彰人の上には冷たくなった姉。絵名が居た。
彰人「おい!嘘だろ!!絵名!!っ…死んで………」
彰人「クソ…!クソ!クソがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
瑞希サイド
瑞希「警報音…一体どこから…っ!!街から…あ、、、絵名…?嘘でしょ…あそこの街…絵名の…っ!!!」
瑞希は裸足で家を飛び出した。
瑞希「嫌だよ…嫌だよ…!また1人に…!孤独に…!絵名!置いていかないでよ!!」
街に着いた頃にはもう街は襲われた後だった。
瑞希「絵名っ!!絵名!!どこ!?絵名!!」
街は鳴き声で埋まっていた
瑞希「絵名…?」
ついに見つけた友人。だが瑞希の手を暖かく包んでくれていた手は既に冷たくなっていた。下には誰かが居た。
瑞希「絵名…嘘でしょ…絵名っ!!嘘だァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!」
瑞希「はは…あはははははははは!!もうどうでもいいや。ボクなんて…もう…」