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インターハイ後すぐ、春高へ向けた練習が始まった。
強豪白鳥沢学園バレー部には休みなんかほとんどない。
ワシジョウ「気ィ抜くんじゃねーぞ!お前ら!」
一同「はいっ!!!」
各自それぞれの散らばってストレッチから。
と
急に天童さんが
サトリ「ジャンボリミッキー!ジャンボーリミッキー!!ジャンボーリジャンボーリ〜♪」
と踊り出す
ああこれ、この前ディズニーで見たな
エイタ「天童それディズニーで……」
タイチ「ですよねですよね!?」
何やってんだよ全く……
ツトム「白布さん痛い痛い痛い痛いですぅぅ!!」
俺は五色の柔軟の補助。
五色がやいやいなんか言ってるのを気にせず俺は踊ってる天童さんを見る。
あれ、美樹も踊ってたな、
可愛かったな____
天童さん、ちゃんとストレッチしてないとそのうち…
ワシジョウ「こら覚〜〜!!!!何やってんだ!ちゃんと体あっためろ!!!」
ほらな。
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|ω・` )チラット
体育館の側から大好きな彼氏の賢二郎を眺めるよ☆
今日はバイトがお休みだからね。
お兄ちゃんと一緒に帰るんだ。
さっき鍛治くんの大きい怒鳴り声聞こえたけれど大丈夫だろうか?
あ、賢二郎だ
(お〜〜い賢二郎〜〜)
なんちって、、、
と、五色くんの柔軟の補助をしてる賢二郎に向かって
心の中で呼びながら気づくはずもないだろうけど手を振ってみる。
ふふ
賢二郎また、五色くんいじめてる
あとで言っとかないとな……
と
バチッ
目が合った。
ヒラヒラ
賢二郎が手を小さく振ってくれた!
嬉しくって
口パクで
(す き)
と、伝える。
と
賢二郎は分かったのか、びっくりした顔をしたかと思えば
ふっと笑ってくれた。
ああ今日もめっちゃ好き!!
サトリ「あ!美樹チャン〜〜!!!お〜い!!」
ワシジョウ「美樹、来てるなら言ってくれよ
こっちにおいで」
『は〜い!!お邪魔します……』
そう言って私は鍛治くんが用意してくれたパイプ椅子に座る。
ワシジョウ「今日はバイトはないのか?」
春高もこのメンバーなら。
『うん!今日お休みだから見に来たの』
きっと大丈夫。
ワシジョウ「そうかそうか」
優しく微笑んでくれる鍛治くん。
サトリ「おじいちゃんと孫……コソ」
ワシジョウ「覚〜〜〜!!!ちゃんと前向けぇ!」
サトリ「ファアァイ!」
だから春高も頑張ってね!!
応援超しちゃうんだから!!
賢二郎の事も大好きだけれどこのバレー部みんなが大好きだ。