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保健室。



スナ「鼻血、止まった?」



保健の先生はいなくて、角名くんが

ティッシュや傷口のガーゼやら絆創膏やら

用意してくれた


手際よく処置してくれた


『お陰様で…』


まじで保健の先生かよってくらい手際よくて

びっくりした


擦りむいた膝や手のひらを顔の表情ひとつ変えずテキパキと薬塗って、ガーゼも貼ってくれた


『ほんとにありがとう』


スナ「どういたしまして(ニコ」


あ、笑うんだこの人


にしても綺麗な顔やなあ

切れ長の目に綺麗な鼻筋に、基本無表情だけれど

ふとした時に笑う顔ね


うんうん

なるほどね


そりゃあモテるわなあ


スナ「顔見すぎ」


ズイっと私の顔を覗き込んできた角名くん


『ふぁっ!?』


綺麗なお顔が近くに来てびっくりして

変な声が出てしまった


スナ「オッホホ、何その声!びっくりした?」


『あっはい…』


スナ「ごめんごめん、そんなびっくりすると

思わなくて。」


そりゃあびっくりしますとも


だって綺麗なお顔が目の前に……


スナ「それにしても、派手に転けたんだね?」


角名くんが私の手のひらを持って言う


『そうですねぇ、、誰かの肘がッ…』

あ、人のせいにはしたくないなあ


『人だかりから出ようとしたらいつの間にか転けちゃってて…アハハ』



スナ「ふ〜ん………」


角名くんは意味深に溜めた返事をした


『けどほんと、久しぶりに転けちゃって

鼻血とかも出て怪我もして痛くってどうしようって焦っちゃって泣いちゃって…声かけてくれて嬉しかった…!

『だからほんとに

ありがとうございます 角名くん』ニコ



ドキッ





スナ「あっ…いや…うん、こちらこそ///」


『こちらこそってw

助けてもらったの私なのに〜〜!』






角名くん、美紀ちゃんに惚れちゃったみたいデス



 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



稲荷崎高校恋愛日誌

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