この作品はいかがでしたか?
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どうも
なんでいるんだって話ですよね(嫌われ?を見てる人なら分かる)
違うんだ!ちょっと思いついちゃったんだ!
忘れぬうちに書いておきたいじゃないですか…ね?
あ、あとつづきます
いやホントに何してるん?って話ではある
ごめんなさい🙏
⚠️🇧🇾🇷🇺
衝動書き
今の国際情勢との関係は一切ありません。
また、政治的意図等もありません。
🇧🇾は可愛そうです
🇧🇾はショタです
文が淡々としているのは、元々🇧🇾が壊れているからです
あぁ✨壊れている推しのなんと可愛い事っ!
失礼しました
それでは行ってらっしゃい
_______________________
「……俺、もう出ていくから。」
冷淡に、僕の兄である【ウクライナ】はそう言い放った。
いつもと変わらない、普通の日の夕食の時間
突然の事に、思わずスプーンを落としてしまう。
カタンッという音だけがして、あとは呼吸の音すらしない。
ウクク(ウクライナのニックネーム)は、凍りついた空気を気に留めることなく、僕の作ったポテトスープを口に運ぶ。
___どうして、いきなり
その沈黙を打ち破るように、1番上の兄【ロシア】が机を叩いた。
「どういうつもりだ…?」
いつもより、低くて重い声。
僕の身体に鳥肌がたった。
兄さんが家族に、ここまで怒っているのは見た事がなかった。
「…アメリカさんに、誘われたんだ。NATOに入らないかって。」
「アメリカだと?」
「元々、俺も限界感じてたし、EUとか、ソッチ側の方に入りたかったから。好都合だと思って。」
「はぁ?」
「だって、もう…兄さんに着いて行けない。それどころか、着いて行ったって、どうせ__」
ウククの言葉が終わらない間に、兄さんは勢いよく立ち上がり、向かいに座っているウククの胸ぐらに手を伸ばす。
テーブルの幅が広いため、手は届かなかったが、机の上のお皿やコップ、料理などはひっくり返ってしまった。
今日は、僕がご飯当番で、14時から仕込みをして一生懸命作った分、少し悲しい気持ちになったけれど。
そんな事どうでもよかった。
「…あーあ、散らかしちゃった」
ウククは兄さんと目線を合わせずに、ぽつりとそう呟いた。
「何考えてんだ……!お前はッ!!家族を裏切って、あの馬鹿共につくって言うのか!?」
「馬鹿共は兄さん達の方でしょ?……もう、ここに居ても未来が見えないんだ。
__それに、家族?笑わせないでよ。俺もう独立してるしさ、俺達を結んでいた…父さんはもう、死んでるんだから。一緒に暮らしてる意味もない。」
___なぜ、そんなに冷たいことを言うんだろう?
意味がない、なんて、そんな……
昨日まで、普通だったのに。
昨日まで、一緒に遊んだり、話したり、ご飯食べたりしてたのに。
…父さんの話も、ウククが出すのは初めてだ。
まるで、人が変わっちゃったみたい。
兄さんも、立ち上がったまま、肩を大きく震わせて呼吸をしているだけで、何も言葉が出てこないようだ。
兄さんは、誰よりも父さんのことが好きだったし、大切に思われていたから。
その話は、兄さんにとって、1番触れられたくない……いわば、地雷、なのだ。
「……いつからだ」
「出て行くのが?」
「違う、いつからそう思っていた?」
腹の底からグツグツと沸いてくる怒りを必死に抑えるように、兄さんはそう聞いた。
「………ずっと前から。具体的には、半年くらい前から、かな。」
そんなに、前から…?
「どうしてずっと言わなかったんだ。どうして今言ったんだ……!」
「誘われて、今日、丁度色々な準備が終わったから。あとは出ていくだけだし。……何も言わずに出るより、一言くらいは言っておいた方がいいでしょ?だから今言ったの。」
「ッ……」
あとは出ていくだけ
もう、そんなに準備してたんだ。
気付かれないように…。
「もういいかな。」
ウククは立ち上がり、自室へと入っていった。
少しして、ひっくり返った料理で汚れてしまった衣服から、見たことがない綺麗な洋服に着替えて出てきた。
「……おい!待て、ウクク!!」
兄さんは無理やりウククの腕を引っ張って、進行を止めさせた。
力が強かったのか、痛みで顔が歪んでいる。
「離せよ!」
両方とも感情的になり、激しい口論が始まった。
それも数分のうちに、暴力へと発展してしまった。
なんとかして、2人を止めなければ……!!
そう思うが、僕はこの3人の中で1番背も小さく、力も弱い。
だけど、なにもしない訳にもいかないから。
僕は思いきって、馬乗りになっている兄さんと、半一方的に殴られているウククの間に入った。
入った瞬間に一発、僕の頬に兄さんの拳が飛んできた。
ぶっ飛ばされそうになるのをこらえ、ウククを庇う形になる。
「…ベラ?」
ドスの効いた黒い声が、鼓膜を突き破って脳みそに響いてきた。
「なんでそんなヤツを庇う?……まさか、お前も?お前も出て行くって言うのか?なぁ!!」
「ち、ちがう!このままだと、ウクク…死んじゃうかもって思って……家族、だから」
そう言うと、兄さんは、ハッと我に返ったように黙り始めた。
そして、青ざめた顔を抱えながら、フラフラしつつ、自室へと戻った。
ウククは、僕に一言【ごめん】とだけ言って、殴られた箇所を冷やしながら、家を出ていった。
…僕はとりあえず、散らかってしまった部屋を片付けることにした。
「……。美味しくできたとおもったのになぁ……」
誰も居ないのを確認してから、本当に小さな声で呟いた。
僕は、ご飯の時間が大好きだ。
食べるのが好きっていうよりかは、兄弟が揃う空間が好き。
他の時間は、仕事したり、遊んだり、おのおの外出したりするけど、ご飯の時だけは、必ずみんな揃った。
父さんが生きていた頃から、自然と作られた家族のルールだった。
他国と話すよりも、兄弟と話す方が好きだし、そもそもあまり外出とかしなかったから……
この時間は、僕にとって特別だった。
黙々と作業を続けていると、ふと、視界がぼやけてきた。
眠いのだろうかと目を擦るが、原因はどうやら涙によるものらしい。
__泣いたところで。
そう思えば思うほど、嗚咽が止まらなくなる。
父さんに怒られた時や、兄さんにいじわるされた時、こうやって泣いていると、ウククが背中をさすってくれた。
ウククが励ましてくれたから、父さんにごめんなさいもできたし、兄さんと仲直りもできたし、それ以上に仲良くなれた。
なんで、今までと同じ、じゃあダメなのかな。
父さんが死んじゃってから、繋ぐものが無くなったみたいに言ってたけど
僕たちの間には、それ以外に何もなかったのかな
もっと…簡単に言えば、【絆】みたいなさ
そういうの………。
「いっ……」
割れたお皿の破片で指を切ってしまった。
いけない、いけない……考え事しながらやると、今みたいにケガしちゃうね
今は、何も考えない事にしよう。
僕はさっさと片付けを終わらせ、お風呂に入り、ゆっくりと眠りについた。
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おかえりなさい
いじわるされたって書いてますけど
バリバリの暴力です
なんなら、ソ連(父親)が死んだ時から🇷🇺もだいぶきてます。
🇧🇾、普段から暴力受けてます
でもね、暴力受けた後に優しくされるんですよ
沼っちゃうよね
暴力した後、🇷🇺は我に返って、🇧🇾の事抱きしめて撫でながら、「ごめん、ごめん…」って、まるでうわ言のように繰り返すんですよ
🇧🇾もね、ボロボロになりながら、🇷🇺を抱きしめ返してね、「大丈夫だよ、痛くないよ」って言うんですよ
痛くない訳あるかァ!!!
好きだからこそ無理しちゃう
可愛いね……😭
でもきっと、🇷🇺が謝ってるのって今の🇧🇾じゃなくて、父親が生きてた頃、状況が一変する前の🇧🇾なんだよね
あゝ……尊し
またねー!!
だけど多分すぐ続き出して完結させると思うこれは
コメント
5件
あゝ、、、マジで尊し
息を飲んだって初めてコメで 使ったかもしれない てぇてぇ…!!