その場にいた皆が見たのは、
色葉が地面に刺した、刀から、不思議なピンクの時計が出てきて、
しのぶや、蜜璃、無一郎を包み込んでいた。
御館様「これは、どうゆう事だい、」
しのぶ「………ッ!」
蜜璃…「………ッ!」
無一郎「………ッ、」
伊黒「甘露寺大丈夫か?」
義勇「胡蝶無事か?」
行冥「無一郎。良かった。」
なんで、こいつらは、仲間を助けるんだ。
なんで、こいつらは、仲間を心配するんだ。
なんで、こいつらは、こいつらは、
色葉「……仲間を大切にできるんだ、」
全員「!?」
色葉「あ、いや、そ…」 バタッ(倒れる
しのぶ「……あれ、って、大丈夫ですか!」
蜜璃「起きたら目の前で、人がァー!」
無一郎「甘露寺さん。落ち着いて、この人色葉だよ。」
蜜璃「え?色葉ちゃんが、倒れてるー!」
御館様「とりあえず、運んでおくれ、」
柱全員「はい!」
なんだろう。あいつらの話は暖かかった。
私なにやってんの、暖かい場所を壊そうとした。
私ってなんでいつも、こうなるんだろう。
もう、人の幸せを奪いたくなんかないのに、
自分も幸せでいたいのに、なんで、なんで、なんで、
色葉「………なんでッ…」
しのぶ「!意識を取り戻しました!」
色葉「あれ?、ここは、」
無一郎「産屋敷邸だよ。君倒れたんだよ?」
しのぶ「そりゃあそうですよ。大技をして、私たちの攻撃をほとんど避けたんですから!」
天元「派手に強かったな!」
行冥「悲しき、声だ。」
蜜璃「色葉ちゃんのおかげで私たち助かったんだよぉー!」
実弥「………はがたたねぇ」
義勇「………」
伊黒「甘露寺を切った罪、謝罪しろ。」
御館様「起きたかい?」
柱全員「御館様!」
御館様「顔を上げておくれ。」
あ、この人、いまさっき話してた人。だ
色葉「あ、あの…その、」
ぅぐっ
しのぶ「ぇ…大丈夫ですか?」
御館様「ゆっくりでいいから話しておくれ。」
色葉「あの、私、皆さんの幸せを壊そうとしました。」
御館様「それはどうゆうことかね? 」
色葉「その、皆さんが話している時、なんで、仲間なんかを心配して、助けて、仲間を大切にでき るんだろうって、思って、」
御館様「君は、この場をどう思っているんだい?」
色葉「その、暖かい場所で、みんなが信頼し合える場所って思っています。鬼になんかにも負けな い、強い場所なんだって、思ってます。…思いたい…です。」
御館様「そうかい。私は、君の思うがままでいいと思うよ。」
色葉「その、なんてゆうか、すみませんでした。」
御館様「君の生きるがまま、思うがままにしなさい。」
色葉「はい。」
しのぶ、「それで、色葉さんを連れ戻した理由って、抗争以外にもありますよね、?」
御館様「あぁそうだよ。色葉、君は、現、時色柱にならないかい?」
柱全員「!?」
天元「お待ちください!この子供が、柱など、」
実弥「こいつは、…」
御館様「みんながなっとくしないのも、わかるけど、」
伊黒「ならば、ッ 」
御館様「だけど、みんなもわかるだろう?あの強さと速さ、あれは元色柱と同じ感じがするんだ」
色葉「色柱、あの方は、強かったです。私の憧れ」
御館様「あの子は、いつもこう言っていたよ。」
柱全員「???」
色柱「皆さんがいつまでも、幸せでありますように。そして、」
皆さんの色がいつまでも、永遠に綺麗でありますように。これからの色柱にも継ぐ。
柱全員「!」
御館様「柱に、時色柱になってくれるかい?」
色葉「ッ………」
あの時、助けられなかった、あの方、お姉ちゃん、いや、”色柱様”
その時みたいに、この人たちを失いたくない。だから私は、
色葉「時色柱、になります。」
御館様「…分かった。ありがとう」
色葉「はい。」
御館様「これから、時色柱、が加わる!」
色葉「現、時色柱、時野 色葉です!よろしくお願いします!」
柱全員「よろしく。」
そして、柱になった色葉は、
鬼舞辻無惨戦で、〇くなってしまったと、いう。
誰よりも、速く、誰よりも、生き残り、命が、なくなろうとも、倒そうとしたという。
後に、色葉を知っている村の人達は、色葉のお墓に来ては、ピンクの花をお供えして行った。
色葉が、柱達と戦った場所には、ピンクの時計が残っているとか、
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♡300って、みんな早いね!ありがとう!