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注意
ご本人様無関係
シャオロンメインのお話
地雷さん回れ右
病み部分などあり
それでもいいよって方はどうぞ!
sha side
大先生が入院した
俺のせいで、大先生は死にかけた
『俺のせい』で、、、
俺がすべて悪い
でも、大先生はなんで俺を助けたんだ?
sha「起きてよ、、、。大先生。いつものように笑ってくれよ?な?」
俺はぎゅッと大先生の手を握る
いつものあたたかさは感じられない冷たい手だった
ピーッピーッピーッピーッピーッピーッ
大先生の心拍音、機械の音が響いていた
俺は、入院した日から学校を休み続けている
ずっと大先生の横に座っている
大先生の両親、自殺して、一人暮らししてるってずっと前に言ってた
sha「なんで寝てるんだよ、起きてよ。明るく笑ってるのが、お前のいいところだろッ」
涙がボロボロと溢れる
ぬぐっても出てくる涙
tn「シャオロン、、、」
トントンが俺のかたをポンッとたたいた
いつの間にいたんだろう
sha「なに?」
涙をふいて、トントンを見る
トントンは、辛そうに立っている
tn「なんでいってくれなかった?自殺のことも、リスカのことも」
それは、、、
迷惑をかけたくなかったから
リスカはもともとやっていた
親からの虐待を受けている俺にとって、それが普通だった
sha「もともと、服で隠してたんやけど、虐待を受けてて、、、」
腕をまくると、やけどのあと、リスカの傷、青くなった皮膚があらわになった
tn「それ、誰が知ってる?」
俺は、ロボロだけだと答えた
tn「それで、死にたいと思って飛び降りたんだな?」
トントンの言葉に俺はコクコクとうなずいた
sha「大先生はうすうす気づいてたかも。俺のいえのこと」
トントンはうなずいた
tn「ひとまずさ、飯くったら?ずっといたいのはわかるけど、大先生が起きたとき、体調不良になったら、心配かけるだろ?俺がここにいておくから、コンビニとかで適当にご飯買っておいでよ」
ッ、、、
大先生には迷惑をかけない
他の皆にも、、、
sha「ありがとう、行ってくる」
部屋を出て、俺はトイレに駆け込む
カッターを取り出し、皮膚に刃先を当てる
ザクッ
ジワァァァァッ
切ったところから、血がにじみ出る
絆創膏をはり、服でおおった
sha「人に迷惑をかけた、大先生にも、トントンにも」
リスカをすればするほど、心は軽くなる
sha「大切な人を傷つけた。当然のことだ」
お腹すいてないけど、コンビニ行こ
トントン、心配してたし
『人様に迷惑をかけるな』
それが、両親の口癖だった
でもある日を境に、両親は変わった
俺の兄が、俺を庇って交通事故に巻き込まれた
今も、眠り続けている
兄は優秀だった
俺の何倍も、、、