白「悠く〜ん!ご飯や……で?」
白「……何しとるん?」
黒「…ぁ…ポロポロッ」
僕の彼女の周りには飛び散った血、血が付いたカッター
白「どうしたん……?辛かったッ?」
黒「……みんながッ…みんながッ……」
白「ゆっくりでええで、サスサスッ」
黒「天才に見えて……グスッ」
黒「そんなことッッないのにッ……ポロポロッ」
白「うん、うん、……サスサス」
黒「みんなッ…努力してるのにッ!ポロポロッ」
白「ッ……」
黒「自分は何もしてないくせに…ッポロポロ」
白「……!?」
黒「ふぅ、ヒューッすぅ、はぁ(震)」
白「……サスサスッ」
黒「なんか適当に理由つけてッッポロポロ」
黒「卑怯な俺に吐き気がしてッ……グスッ」
白「………」
黒「こんな俺の側にいてくれるみんなに申し訳なくて。グスッ……」
白「バカが」
黒「ぇ……?ポロポロッ」
白「みんなッ悠くんのことが好きに決まってんじゃん……ポロポロッ」
白「なんで、そんなに溜め込むの……彼氏がなんのためにいると思ってるのッ……」
黒「……ポロポロッ」
白「悠くんじゃなきゃ、irisは成り立たないんだよッ……(震)」
黒「ごめッ…なさ…グスッ」
白「大丈夫、辛かったんやろ?」
黒「コクッ……」
白「そっか、偉いね」
黒「え、……?ポロポロッ」
白「自分を傷つけてまで、周りに迷惑をかけなかったこと」
白「僕だったら無理だなぁ……」
黒「……」
白「もう大丈夫やで」
白「僕がいるから」