テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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仲直り？

第13話 - 第13話

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2024年10月17日

#マルド兄弟

#ワース・マドル

#オーター・マドル

#マッシュル

#宗教

名無し

はい！今回は続きです！どうぞ！

教祖様「そうですね…」

教祖様は少し考えているそぶりを見せた

教祖様「…あまりリアルが上手くいっていないと嘆いていましたねワース君に関しては周りからの視線や自己嫌悪がすごいイメージですね基本自らと周りを比べてしまったりしてしまい自己嫌悪…と言う繰り返しになってしまっている子だと思います」

オーター「…なるほど」

教祖様「あとは、必要以上に価値を考えてしまったり求めてしまったりなどはありますよね…少なからずこの考えも彼を苦しめている理由なのでしょう…」

オーター「価値…ですか…」

教祖様は本当にワースのことをよく見ているのかワースが悩んでいるであろうことをスラスラと言い当ててしまう…そんな様子からオーターの中に本当にこの教祖は善人であるのではないのか？と言う疑問が浮かんできた

教祖様「まぁ前よりは考え方が少し変わってくれたのか心に余裕ができた感じはありますが…いまだに気にしている部分はあると思いますよ」

オーター「…なるほど、最近ワースの顔色がどうも優れない様子だったのですが何か知りませんか？」

教祖様「そうですねぇ…あまり心当たりはありませんがもしかしたらワース君なりに変わろうと頑張っているのかもしれませんね」

オーター「…」

教祖様は嘘をついている様子はないならば本当にただワースを支えてくれている人なのだろうか？いやでもそうなると定期的に行方不明者が出ている話ははなんなのだろう？それが嘘なのだろうか？職員?が嘘をついているのだろうか？いやでもなぜ？そんなことをしてあの人にメリットはあるのか？いっそ行方不明の話について教祖様に聞いてみるか？いや，でも場合によっては行方不明になることを知っている人と警戒されてしまうかもしれない…どうするのが一番効率的だ？…いっそこの宗教に一回潜入捜査として入信するのもありなのではないか？信者として教祖のそばにいれば何もおかしな事はない…ワースとの距離も少し縮まるかもしれない…オーターはそんなことを思いながら愛新旧教への入信を決めた