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なるほどねぇ~… 確かにね~なんで患ってるんだろね? だって普通に片思いで失恋とかしてもならない訳じゃん? その証拠に他の人達はなってないんだからさ?謎だよねぇ… だから奇病なんだろね~…
『病名は個性』
「 えっと、じゃあ、作戦立てるな。 」
そう言って俺はホワイトボードを出す
「 どっから出てきたんですか?!(笑 」
「 しにがみくん、気にしちゃ駄目だよ。 」
「 えぇ、 」
しにがみは納得してなさそうだった
でも、気にしていたら埒があかないから無視をした
「 あの少女のぬいぐるみの場所、正直わからん。 」
「 えぇ、?、マジすか、ぺいんとさん(苦笑 」
「 だって、わかんないやん?あの子も口割らんし、連絡先とか知ってれば問い詰めれるよな、あ
と、誰か聞いてないのかよ。 」
「 俺、聞いたよ。 」
「 マジですかクロノアさん?! 」
「 うん。その、さっき言ってた、双子のお姉ちゃん…みたいな人に聞いたんだけど、あのぬいぐる
みの中には、会社の秘密が隠されてるみたい。それを警察に突き出せば、彼奴を社会的に追い込
めるとか、らしいよ? 」
「 あの少女、ガッツあるな…、 」
「 …それがバレたってことならさ、もうあるはずなくない?、取り返して欲しいってことはさ、そ
ういう ことじゃないの? 」
「 確かに、てか、場所何処なん?、怪しい場所調べれた? 」
「 それなら、俺が潜入して、会社の怪しい場所聞いてみたんだけど、最上階の28階だっけ、の貨物
倉庫が怪しいらしい。前までは業者とかも通ってたけど、今は変な噂のせいで誰も利用しようと
はしてないみたい。 」
「 じゃあ、そこか、まぁ、家にないのは当然か、あの少女が気づくかもしれないもんな。 」
「 じゃあ、今日の深夜、潜入しますか? 」
「 あぁ、そうしよう。しにがみは侵入経路を考えてくれ、俺はもう少し、細かいことを考えてみ
る 」
「 分かりました。 」
「 クロノアさんは、しにがみの手伝いで、トラゾーは…、って、トラゾー? 」
トラゾーの様子がおかしかった
「 そろそろ、時間が、ないっ…、 」
「 おい、トラゾー大丈夫か?! 」
「 …?!、あぁ、ごめん。大丈夫、だから、 」
「 やっぱりトラゾー。おかしいよ、大丈夫? 」
「 確かに、あの会社の名前聞いた時から変ですね。なんか、心当たりが…、 」
「 大丈夫だっ、て言ってんだろ! 」
机を叩くドンッという音が響き渡る
沈黙が続く
「 …ごめ、っ、ごめんな、っ、さいっ…、 」
「 しにがみ!泣くなっ!!おいトラゾー、何やってんだよ?! 」
「 しにがみくん、大丈夫だから、落ち着いて、深呼吸、ね? 」
「 はぁーっ、すーっ、 」
「 おい、トラゾー!!聞いてんのか、って、なんだよ。それ、 」
そこには頭が少し透明になってる、トラゾーがいた
「 あ、あれ、バレちゃったかぁ、…すみません、しにがみさん、取り乱しちゃいました。 」
「 …っ、ぼ、くは、泣いてないです。大丈夫、です。 」
「 トラゾー?どういうことが説明してくれる?そんな病気の症状聞いたことないよ? 」
「 …俺、花吐き病以外に、トロイってやつあってさ、体がどんどん蒸発してっちゃうんだよね 」
「 お前、だから、それかぶってんのか? 」
「 そう。、ごめんね。みんな、 」
「 治療法は?ないの? 」
「 自分を強くする存在。ですね。正解は俺もわかんないです 」
「 …なんだよ。それ、治し方わかんないじゃねぇかよ?!、 」
「 …もう、いい。俺はいいから、あの子を救お?お願い。俺はもうすぐ無理だと思うから。 」
「 それは、無理だ 」
「 俺は無理かな。 」
「 …、わかり、ました。じゃあ、もう気にしないです。 」
「 しにがみ?!、 」
「 だって、トラゾーさんが、言うんですよ。本人が、じゃあ、そういうふうにするしかないじゃな
いですか。 」
「 ありがとう、しにがみさん。 」
「 …わかったよ。 」
「 じゃあ、ぺいんと!俺は何をすればいい? 」
「 …俺と作戦を練ってほしい。2人以上の頭で考えたい 」
「 わかった 」
「 お前ら、今日の深夜に潜入する。準備するものがあるなら、済ましておけ、 」
「 わかった、 」
「 了解 」
「 分かりました 」
________________
俺はトラゾーと作戦を練りながら考え事をしていた
( …なぜ、隠していたんだろう。なぜ、トラゾーだけ、二つ、病気があるんだろう…、普通は一個
じゃないのか?、いや、普通ってなんだ。まず、何故俺らは病気を患っている。きっかけは、な
んだ?あと、最近おかしいぐらいに病気の症状がない。確かに、薬を飲めばある程度は大丈夫
だ。でも、ある程度、勿論効かない時もある。何か、裏がある気がする
その時の俺は顔に出過ぎていたみたいだ
「 ぺいんと、大丈夫か? 」
「 あ、うん。大丈夫、 」
「 作戦はぺいんととしにがみさんが、セキリュティ室を制圧し、全体の情報を掴む、そして、俺と
クロノアさんが、潜入する、それでいい? 」
「 あぁ、そうしよう。 」
「 よし、じゃあ、ちょっと準備してくるわ 」
「 俺も。 」
「 また後で 」
___________________
「 お前ら準備できたかー?(大声 」
「 俺は出来たよ。一応、薬飲んどいたよ。 」
「 僕もっ、大丈夫です。 」
「 俺も、大丈夫。 」
「 よし。じゃあいくぞ!PKST団出動だっ!! 」