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【K視点】
ついに始まった、体育祭!!!
去年は生憎の大晴れで僕らは参加出来なかった。だからこそ!めっちゃ嬉しい!
1つ目の競技の玉入れ。1年の部は2組が勝った。かげまるは下手くそすぎて笑いが止まらなかった。入場順ってのはなんで背の順なんだろうか。まぁそのおかげで1番前からかげまるの勇姿(笑)を見れたからいいけど!
と、かげまるを散々バカにしているが僕も別に玉入れが得意な訳では無い。練習ではほとんど入ってないし。
入場を終え、その場で軽く体を伸ばす。
みや「戦闘前のルーティーンやってるやんw」
いず「ガチやんガチ」
K「散々かげまるバカにしたからな、ヤジがすごい」
みや「確かにかげまるうるせぇなw」
いず「ほんま、よう聞こえるな。俺全く聞こえんで」
人間の聴力よりも魔物の聴力のが優れてるってのもあるけど、僕はかげまるの声がよく聞こえる。ほら、いっぱい声が聞こえる中で親の声が聞き分けられたりするでしょ、そういうこと。まぁあるあるなのかは知らないけどさ。
開始の合図とともに地面に散らばっている玉を投げ入れる。思っていた通り全くカゴに入っていかない。うざい。
影。「俺より下手くそだあの人」
はた「ははw」
K「きも」
みや「シンプル悪口」
いず「入れてくれる?やる気ある?」
K「だる」
何回も拾って投げてを繰り返す。いくつかはカゴに入ったような気がする。気がするだけかも。
時間が終わって結果発表。この数えるやつ結構好き。いーち、にー、さーん。
ポン酢「雑魚乙ということでありがとうございましたぁ」
なつ「ここで言っても聞こえなくない?」
プテ「いや、Kとふじみやには聞こえてると思うけど」
K「うざいあいつら」
みや「障害物競争でボコしてくれ」
K「よし任せろ」
隣のクラスから聞こえてくる煽りには噛みつきすぎない。噛みついたって向こうがいい気になるだけだし。
まぁ次は障害物競争だから。負けないんで、普通に。誰が出るか知らんけど。はたさこと瀬戸、ねろちゃんとか強そう。動物身軽三銃士だし。
まぁ一旦三年の玉入れ見るか。
いず「瀬戸がダンクシュートとかしたらおもろいな」
なつ「アホじゃん」
K「マジでかげまるだけは許さん」
影。「いや奏もやってたじゃん。」
K「それとこれとは話が違う」
みや「一緒やろ」
【せと視点】
3回目の体育祭。毎年毎年いろんな競技と企画。クラスTシャツとかもあって、これが案外楽しい。
三年とまでなると学年の絆も高まってきて、連携も楽しいし写真撮ったりするのも楽しい。
ハチ「えー、とりあえず一年はバブケアベレージのクラス、二年がポン酢プテなつぴょんのクラスが決勝と。」
せと「決勝w」
ちゃげ「まぁ決勝ではあるか」
ハチ「続きましょうかね」
玉入れに関しては俺が得意すぎるから負ける気がしない。めーやさんとねろちゃんでしょ?勝てるやろ。
余裕こきすぎると負けるかもしれないからこれくらいにしとこ。フラグ回収、ってやつ?
ハチ「よいしょおう!!!!」
せと「まぁまぁ玉入れはね、一旦勝たせてもらわないと。」
ちゃげ「ガチでせとほとんど全入れしてない?」
せと「そのレベルかもしれん」
――
K「せとうますぎんか」
せと「俺は玉入れずっとうまいよ」
めーや「おかしくない?玉入れの結果としておかしいんだって、ほぼ全部入ってんの」
ねろ「なんで落ちてる玉ほとんど無くなってんの?」
ちゃげ「数えなくてもどっちが勝つかわかるもんねw」
普通にジャンプ力とかじゃないんだよな、力加減なんだよ、力加減。あとコントロール力。
難しいことしてないんだし、Kとかかげまるとか外しすぎてそれもおかしいんだよな。
K「なんだテメェ文句か?」
バブケ「僕ら入場じゃないですか?」
影。「いてらー」
みや「いてらー」
じゃあ玉入れ優勝させてもらいますかねー。