テラーノベル
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暗く
寂しく
冷たいとこ
上も下も分からない
ただ
息をする度蘇る
美しくも
醜い過去の亡霊たち
ヒスイ「…ゴポッ……(あぁッ…このまま…」
土に埋められたかのように
体が何かに押しつぶされそう
ヒスイ?「……」
pk「ッ…(どうするッ…!ここでいま応援を呼んでも勝てるレベルなのかッ…?」
緊張感が走る中
頭の中でパターンを何度も当てはめてゆく
だが何度やっても失敗して死ぬ未来が見える
それをただ楽しそうに見つめる彼女
いや、彼女というべきではないだろう
ヒスイ?「……殺し方なら好きに考えろwいくらでも受けてやる…スッ」
pk「それはお前の身体じゃないッ…!」
pk「そう易々とぉ”ッ!ダッ!」
ヒスイ「フフッ…w」
ヒスイ?「あっははッ!w」
ヒスイ?「失ってばかりのお前に何ができると言うのだッ?!w」
ヒスイ?「愛する女ひとり守れない間抜けめッw」
pk「彼女の声でッ…!シャキンッ!」
pk「言葉を発すなぁあぁ”あ”ッ!シュッ!」
ヒスイ?「ヒュンッ!」
ヒスイ?「クルッ!タンッタンッ!」
pk「クソッ…!タッ!」
ヒスイ?「ヒスイは誰も信じてなどいない…愛さない!」
ヒスイ?「ただ1人で孤独となる滑稽な女だッ!w」
彼女は凛とした美しい女性だ
強く咲き誇ったんだ
苦しみを耐え抜き
今日やっとこのために
開放されるために
ヒスイ「……ねぇ…ぴくと…サラッ」
優しい声が空に響く
隣にいるせいか
いつもより彼女の声が大きい
ヒスイ「……もし…私が死んだら…」
ヒスイ「……悲しんでくれる人が沢山いるのねぇ…フフッw」
賢い癖に
変なことを呟く秘書
嬉しそうに笑ってそう言った
pk「……当たり前でしょ、何馬鹿なことを言ってるの…グッ…」
ヒスイ「……フフッ…w」
ヒスイ「……そうね…なんて幸福者なのかしら…」
ヒスイ「…こんなにッ…たくさんたくさんッッ…ツー…」
ヒスイ「…罪を犯してきたというのにぃッ…ポタポタッ…」
pk「グイッ…ギュッ~……」
ヒスイ「…手に余る程のものをッ…これ以上持ちたくないわッ…ポタポタッ…」
光る涙は星のように輝く
何時だって彼女はボロボロで
せめて俺だけでも
それを楽にしてあげたかった
委ねて欲しかったんだ
何かを求めれば
何かを零すこの世界で
pk「悪人だろうが善人だろうが…死んだら悲しむ人はいるんだよッ…ナデッ…」
ヒスイ「…ッ…ポタポタッ…」
手で顔を覆うけれど
隠しきれない程の涙が流れる
風に靡く黒い髪が美しい
翡翠の色を持った
pk「だからお願いッ…」
pk「あっちに行くなんて言わないでくれよぉッ…ポタポタッ…」
pk「……ぁ”あッ…?ビキッ!」
もうすでに糸が切れそうな
そんなギリギリで戦っていた
彼女が行こうとすること
彼女は決めたことを譲らない
何度も言った
一緒に生きようと
どこか遠いとこへ逃げようって
pk「シュッ!」
ヒスイ?「!!(スピードが上がった…」
でも彼女は頭を縦に振らなかった
自分の人生に幕を閉める準備をし続け
愛するものを愛すことさえ
自分が悪いんだと追い込んで
誰も愛さなくなった
ずっとずっと
彼女は周りに許されても
彼女自身は酷く彼女に厳しくした
pk「”彼等の怒りッ!”フワッ…!」
pk「”神の憐れみッ!”バッ!」
ヒスイ?「小賢しいッ…スッ…!」
pk「小賢しいのはお前だッ!ブンッ!」
pk「彼女が滑稽だとッ?!カキンッ!」
pk「ふざけるんじゃないッ!!」
pk「翡翠がッ…あの子がぁ”ッ!どれだけ辛い思いをしたと思ってるんだッ!ウルッ…!」
ヒスイ?「辛い思いッ…?w村から逃げッ!国民が死んでいくのを見殺した女だッw」
pk「違うッ!それは翡翠のせいじゃないッ!カキンッ!」
仮面をしていて見えなくてもわかる
悪意の塊が滲み出るほどだ
それでも戦わなくては
どれだけ失おうと
pk「お前は今ここでッ!俺が殺すッ!」
ヒスイ?「クックッ…w」
ヒスイ?「やれるものならなぁ”ッ!w」
tn「……グスッ…ズビッ!」
怖くて外に出れない
外で何が起きてるのかも
見たくない
見てしまえば苦しくなるから
憂炎「若造ッ!起きろッ!起きて戦ってくれぇ”ッ!」
憂炎「お願いだッ…!早くッ!ウルッ…!」
うるさい
もう少し眠りたい
夢の中に居たいんだ
憂炎「あのままじゃあの子がッ!」
憂炎「頼むッ…!助けてくれッ!ポタポタッ…」
tn「ッ!!」
tn「…はッ……」
目を開ければ
物騒な戦場に不似合いな青空が広がっていた
片腕に感覚はなく
無くなったことがすぐにわかった
痛くて痛くて仕方がない
でもそんなことより
tn「…しッ…しょうッ…?」
ヒスイ?「カキンッ!シュッ!タンッタンッ!」
そこには
あの人の形をした
何かがいた
そして
ほんの少し
ヒスイ?「……ツー…!」
キラキラと光
あの人の涙が見えた気がした
tn「そこにッ…そこにおるんッ…?」
ジジッ…
ヒスイ『〜〜〜〜〜〜〜”ッ!ポタポタッ…』
酷く叫ぶ
泣く女性が
あの人がいた
助けやな
早く出してあげやな
tn「ゴポッ…!」
tn「グッ…!」
剣をもて
刃を敵に向けろ
さすればそれは
tn「ボゥッ!!」
tn「待っててや…師匠ッ…ツー」
貴方という光があるからこそ____
通常より♡多めです
♡↪︎2000
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