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「君をわかってあげられるのはわたしだけ⑨」
「なんか罰ゲーム付ける〜?」
「あ、いいけど…」
「あいに、絶対なんかしてやるからね!」
にいなは、勝つ気満々だった。
ワクワクと楽しいが混ざった笑顔?だった。
「いや、こっちこそ、にいなの事、負かして、なんかやるから!」
といっても、なんか勝てそうにないんだよなぁ〜
「うんうん、あい!その勢い…いいね!本気の勝負になるね!」
ワクワクした表情だった。
絶対勝ちたいなぁ〜
結果…
僅差で にいなの勝利…
「いや〜いい勝負だったね!あい!」
昨日の夜ちょっとゲーム、練習したかいがちょっぴりあった!もっと練習しよ…
「クソッ!負けたでもそうだね!楽しかったね!」
「ねぇあい!罰ゲームやろ〜」
あ、それがあった…
めっちゃニヤニヤしてる感じ
じゃなくて
純粋なニコニコな感じだなぁ〜
「あ、あ、あああぁぁぁぁぁぁぁあ!」
「あ、大丈夫!へんな罰ゲーム、にはしないから安心して!」
と、言い、にいなは、自分の好物の飴を机に置いていた。
「よ、かっ、た」
「じゃあ罰ゲームはぁ〜、あいにお買い物を付き合って貰おうかな!いい?」
「うん!いいよ」
「やった〜あいとお買い物〜♪ワクワク♪」
罰ゲームの内容…
ゆるいなぁ!なんか可愛い罰ゲームだなぁ!
「じゃあ…そうだ!にいな…お菓子と飲み物はい!」
「わぁ〜!ありがとう!美味しそうなお菓子だぁ〜一緒に食べよ〜」
「あ、うんいいよ!」
にいなのために用意したやつ!
なんかにいな緩い感じだなぁ〜
「飲み物…ぶどうジュースなんだね、あのカゴなんちゃらのやつ?かな?」
「うんそうだよ!カゴ◯のやつ!なんか美味しいからさ!」
「ありがとう、ゴクゴクん〜確かに美味しいね〜」
「あ、そうだ!わたしも持ってきたんだ!あいにあげる!」
それは…
「…、煎餅?」
「そう!いいでしょ〜美味しいんだよ〜」
「!!ありがとうこれ好きなやつ!^^」
「良かったぁ〜」
純粋な笑顔だった。それは汚したくないくらいに。
「はい!じゃあ少しパーティみたいになるね! 」
「うんそうだね!」
楽しい時間ってあっという間に終わる物だから。
だから。
「あ、雨、なんかもっと強くなるってニュースでやってるね!」
「あ、本当だ。」
「これって…、早く帰った方がいいのかな?」
「そう…かもね…」
「愛…後少ししたら家にわたし、帰るねぇ〜」
数分後…
「いやぁ!楽しかった!ありがとう!また、遊ぼうね〜愛!〜」
「うん!じゃ、また」
「じゃあね〜!」
ドアの閉まる音がなった。
そのドアの前から足音が遠ざかっていく。
そういえば、お買い物って?
あ、メール来てる…
「【にいな】ごめん!愛!雨でお買い物行かなかったね!次、行こうね!」
と。
また遊べる。
あ、にいな…忘れ物してる…
これ、気付いているのかな?…いや気付いてないか…
あ、着信だ…
「【にいな】ごめーん!あい!忘れ物しちゃった!一緒にお買い物の時に持ってきて!ホントに…ごめんね!」
あ、気付いていた。
また遊べるのか。うん、…楽しみだな。