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事務所を出た山崎課長が携帯電話を耳に挟み、
会社内の携帯電話に
神田三穂秘書にミーティング前に客が来てる事を報せた。
ベテラン秘書の神田のメールが返ってきた
<珍しいですねぇ>
大城社員にお茶を頼んだ。
会議室に運んでほしいって言った
田村起業の取締役専務の田村貴司
社長が入院したって聞かされた
また事務員がおしゃべりしてた。
「取引先の村田商会からパソコンにメールが来てましたが課長」
「そうか…後で折り返し連絡するって返信しておいてくれるか?」
「分かりました課長?」
振り向いたらもういない…早い人だな…
中嶋社長も接待で出てた。
夕方になり、
中嶋社長が帰えったって連絡が入った。
「山崎さんご苦労様」
私より若いが煙草の匂いがプンプンしてた。
「お疲れ様でした」
ワイシャツの襟元に赤い物がついてた…
女たらしか…歩さんが可哀想だと思った。
「社長お帰りになったなら高島企業の谷さんと接待がありますがご自身でお会い出来ませんか?」
「あの人苦手だなこの前女性と歩いてたなぁ…」
(同じ人種か?心の中で笑った)
「分かりましたでは私が会っても宜しいのですか?」
「お帰りなさいませ」
秘書の神田さんが見えた
神田君お茶頼みたい
「分かりました今お持ちします」
秘書に眼を光らせた
書類と見積書を封筒に入れた
神田君が私のデスクにメモ書きを残した。
ー社長愛人がいますけど奥様に報せなくても宜しいのですか?ー
またか…
志摩理事長に教えたら俺の首切りにされるだろ…
何をしてるんだ中嶋慎太郎…
おふくろさんも豚みたいになりやがって…こんな社長を理事長に見せたくない…
「行ってきます」
6時に大通りのホテルのレストランに向かった、
車の中で
走ってた女性を見かけた
腕時計を見てた。
バックミラーで見たら派手な化粧した女
あれは…確かに弓枝だった。
左側にウィンカーをあげた
ホテルの地下の駐車場に入り、
5時45分
疲れたな…飲みかけのお茶を呑み干した。
横の階段を上がった。
ンッ…
咳払いした俺は
「ねぇ祐也さんあなた…山崎さんと会うつもり?…」
「誰から聞いた…」
「中嶋社長よ!志摩産業のあの人山崎は志摩さんの嫁の姉妹の元亭主よ!」
「誰だって…弓枝お前…まさか中嶋の愛人か?…」
後ろを振り向いた…
快斗さん…
「この人が山崎課長ですか?」
「恐れ入ります谷さんちょっとお話しがありますお手洗いまで宜しいですか…」
「お前帰れ!高島企業の谷さんに近づくな…」
男子トイレに入り、
申し訳ございませんが弓枝は私の元嫁でした彼女と暮らしてるなら離れて欲しい…
頭を下げた
山崎さん頭を上げてください…
「聞いてましたよ。いきなりあなたの車をつけてました…こちらこそすみませんでした」
「飲めば訳のわからない事を言い私を抱いて欲しいってせがまれました…」
あ…!?
「自分の身元話されましたか?…
奈緒美さんに高島企業にいる事を言いましたか?…」
「奈緒美の事御存じで…」
「はい一度大通り公園で気持ち悪くして運ばれました彼女は命の恩人で今彼女とお付き合いを両親にお会いして公認して貰いました」
「でもゆみさんとは?」
トイレを叩かれた
ねぇ祐也さん快斗さんと何を話してるのよ!早く出てらっしゃい!
身元保証人がいない彼女
分かりました私も高島企業を潰す事を避けたい…
「話し合いますか」
手を洗い…
ドアが空いた。
男性が入り後ろに立ってた弓枝がいた。
目をつり上げ、
いい加減にしろって!
快斗が押さえ込んだ
「弓枝誰に向かって言っている!」
ナイフが光らせた。
山崎さん危ない!
谷さん!!
トイレからでてきた男性が
何してる!
甲野さんどうした!
谷さん?…
おい!女を取り押さえろ!
警察だ!
祐也…さん…わ、私山崎だと思った
谷警部補を寄越せ!一人の刑事が叫んだ!
奈緒美…
倒れた!
レストランの従業員が通った。
救急車呼びます!
弓枝の首もとを押さえ込んだ俺は…
蒼い顔になってた快斗さんが
俺達の前に顔を見せるな!
「山崎さんやめなさい!あなたまで警察に行く羽目になりますよ」
「行きますよ…」
首もとから手を離した。
少し赤くなってた