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私は目を覚ました…
やっぱりあの技は疲れるようだ。
死月を見ると少し顔を赤く染まっていた。
まさか…熱だろうか?
私はすぐさま彼に「死月…大丈夫?」と聞くと彼は慌てた表情で「だだだっ、大丈夫だよ!」と、言った。
やっぱり無理をしているかもしれない…私はそう思い「死月、横になったら?多分疲れてるよ…と言った」
死月は「じゃ、お言葉に甘えて…」と、彼は眠った。
…ここは、あぁ、深海夢(しんかいむ)か
「やぁ、死月久しぶりだね」
そう声が聞こえたのは青いショートヘアに青のリボンの少女が現れた。
「久しぶり、雫沙(しずくさ)」
僕は眠ると偶にこの深海夢という薄暗い海の中ガラスの球体のような個室で彼女と話す夢を見る。
彼女は元から名前はなく幼い僕が雫沙という名を付けたのだ。
「最後に見た夢から1年ぶりだっけ?結構変わったねぇ死月」
「すんなりこんなに大きくなってさ…何センチ伸びた?」
「10センチ位…?」
「はぁ、私より小さかった死月はどこに行ったの?」
「そういわれてもねぇ…」
久しぶりに会ったので最近のことを話した。
「へぇ、好きな幼馴染と会えたんだ、死月」
「なっ…雫沙」
僕は咄嗟に顔を赤くした。
蓬とは昔から知っていた。かなり強い僕の憧れだった。
だから好きだったんだ。
だけれど彼女を殺そうとしたんだ僕は…自分自身が嫌になってしまいそうだ。
「ふぅん、ねぇ死月」
彼女が僕に何かを言う。
「君は良くないと思っていても君から行動を起こさないと彼女を手に入ることは出来ない…だからさ…」
すると周りが光に包まれる。
「おっと時間のようだね…またね…死月」
そして僕は夢から覚めてゆくのであった。
「良く眠れた?」
彼女は僕の隣にいた。
「あぁ、良く眠れたよ蓬…さ、先へ進んで行こう」僕はそう言い先へ進んでゆく。
どうやらここから先は山へ行くのだろう…しかし今私達はそこを通ろうとしていたら赤色の影みたいな者が現れて、現在戦闘真っ只中である
そして赤色の影は少し病呪お姉ちゃんの形をしており鉈を持って攻撃を仕掛けてくる。
私は「日光斬」と一瞬の閃光の輝きで奴を鈍らし、私は奴を切り裂く。
ぐぁぁぁぁぁぁぁー!
彼女は私を突き飛ばし、彼女はただならぬ声で叫んだ。影でもやはり彼女は強い存在だから強力だった…
死月は「サクヒンⅦ 強力エネルギーバスター」と、強力なビームを放ち彼女を跡形もなく消した。
「ゼェ、ゼェ…倒したみたいだな、これで影なら先が思いやられるな…」と、彼はそう言い先へ進んでいった。