テラーノベル
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💚→🩷あべさく⚠センシティブ⚠
💚「ただいまー」
いつも通りリビングへ入る——
その瞬間。
💚「……え?」
🩷🩷「おかえりーー!!」
視界に入ったのは——
同じ顔が、ふたつ。
💚「……佐久間が、ふたり?」
一瞬の沈黙。
そしてすぐに察する。
💚「……まーたラウールか」
小さくため息。
🩷(偽)「へへ♡」
🩷「どっちが本物でしょーか!」
楽しそうに笑う二人。
💚(……どっちも騒がしいのは変わらないか)
冷静に状況を整理しながら、
ゆっくりと近づく。
💚「ちょっといい?」
二人の前に立つ。
そして——
順番に、頬へと手を伸ばす。
🩷「……っ!?」
ぴくり、と反応する片方。
もう一人は、きょとんとしたまま。
💚(……やっぱり)
さらに距離を詰める。
指先が、ほんの少しだけ唇に触れる。
🩷「っ……!!///」
一気に顔が赤くなる。
💚「はい、分かった」
あっさりと結論。
🩷「いや、早くない!?!?」
💚「分かるよ」
ふっと笑う。
💚「俺が触ると、すぐそういう反応するから」
🩷「……っ///」
言葉を失う本物。
💚「ほんと、分かりやすいんだよ」
やさしく微笑む。
🩷「なんか……悔しい」
むすっとする佐久間。
すると——
🩷(偽)「ねぇ、阿部ちゃん」
ぐいっと腕に絡みつく。
🩷(偽)「早く構ってよ?」
🩷「ちょ、近いよ!?」
慌てて止めに入る本物の佐久間。
🩷(偽)「いいじゃーん」
にやっと笑う。
🩷(偽)「二人とも可愛がればいいじゃん?」
💚「……なるほど」
💚「こっちは小悪魔タイプか」
少し楽しそうに目を細める。
💚「嫌いじゃないな」
その一言に——
🩷「え!?!?」
本物が動揺する。
💚「ほら」
両手を差し出す。
💚「二人とも、来て」
自然に手を引く。
🩷🩷「……っ」
そのまま、寝室へ——
──────────────
🩷「あっ……んあっ……」
🩷「奥っ…きもちっ…んんっ…」
横から、偽物の佐久間が──────
🩷(偽)「あべちゃんっ…キスして?」
🩷「だめっ…!絶対だめだからっ…」
🩷(偽)「なんでよぉ…阿部ちゃんのモノ…挿れてもらってるくせに」
🩷(偽)「さびしなぁ?」
そっと——
偽物の佐久間が、阿部の腕をぎゅっと掴む。
🩷(偽)「ねぇ……」
距離を詰める。
🩷(偽)「一回だけ?…ね?」
甘く、囁くような声。
💚「……っ」
一瞬、言葉を失う。
視線が揺れる。
🩷「キスだけはだめー!!」
🩷「阿部ちゃんっ!!」
潤んだ瞳で阿部を見つめる。
💚「……」
少し困ったように笑う。
💚「ごめんね」
💚「本物の佐久間が、こう言ってるから」
やんわりと断る——はずだった。
🩷(偽)「ふふ」
楽しそうに目を細める。
🩷(偽)「優しいなぁ、阿部ちゃん」
🩷(偽)「そういうところ、大好きだよ」
次の瞬間——
そっと、唇を重ねた。
💚「……!?」
🩷「こらあああああ!!」
一気に空気が崩れる。
🩷「なにしてんの!!!!」
💚「いや今のは不可抗力で……!」
🩷(偽)「いいじゃん♡減るもんじゃないし♡」
🩷「よくない!!!」
——その夜は、
いつも以上に、騒がしかった。
しばらくして——
三人とも、ベッドに倒れ込んでいた。
💚「……はぁ」
💚「二人相手は、さすがにきついな……」
ぐったりとした声。
🩷🩷「阿部ちゃん、大好き♡」
左右から抱きつかれる。
💚「……はいはい」
苦笑しながら受け止める。
そして——
少しして。
ふっと、空気が揺れる。
気づけば——
もう一人の佐久間は、消えていた。
🩷「……あっ」
静かに呟く。
そしてすぐに、
ぎゅっと阿部の腕を掴む。
🩷「ねえ」
🩷「偽物の俺、好きにならないでよ……?」
少し不安そうな声。
💚「……どうだろうね」
わざと少しだけ、意地悪に言う。
💚「小悪魔の佐久間も、悪くなかったし」
🩷「えええええ!?」
涙目になる。
🩷「阿部ちゃああああん!!」
💚「冗談だよ」
くすっと笑って、
ぽん、と頭を撫でる。
🩷「……もう」
小さく呟くその声は、
どこか嬉しそうだった。
ネクスト🖤🧡
コメント
3件

出ました、ラウちゃん主催者シリーズ!! 今回もまた波乱の予感ですね〜 どうだろうねって言うあべちゃんちょっと意地悪で好き♡

もう最高です さっくんが二人 賑やかでしょうね🤣