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「ケロ?相澤先生包帯取れたのね。良かったわ」


昨日までミイラマンだった相澤の包帯は取れており、それを安心した様に蛙吹が言葉を発する。それに対し相澤は「婆さんの処置が大袈裟なんだよ」と言った。


「んなもんより、今日のヒーロー情報学はちょっと特殊だぞ」


特殊という言葉に勉強が苦手な生徒はドキドキし始め、相澤の次の言葉を待つ


「コードネーム。ヒーロー名の考案だ」

「「「胸膨らむやつきたーーーー!!」」」


誰しも一度は考えた事のある自分のヒーロー名。未来の自分が呼ばれる名前を自分で考えられると生徒達は騒ぎ出す。が、相澤の人睨みでシーンと静まり返った。


「……というのも、先日話した、プロヒーローからのドラフト指名に関係する。指名が本格化するのは経験を積み、即戦力として判断される2~3年から。つまり、今回の1年のお前らにきた指名は将来性に対する興味に近い。卒業までにその興味が削がれたら一方的にキャンセルなんて事はよくある」

「で、その集計結果がこうだ」

相澤がポケットから出したリモコンのボタンを押し、黒板に映像が映し出される。相澤曰く、例年はもっとバラけるらしい。


「優雨すげぇ、指名1位じゃねぇか!」

「あれ、轟2位爆豪3位って体育祭の時と逆転してんじゃん」

「表彰台で拘束された奴とかビビって呼べないって」

「ビビってんじゃねぇよプロがァ!!!」

(私の行く先は決まっているので指名されても行けないのですが……)

「この結果を踏まえ、指名の有無に関係なく、いわゆる職場体験ってのに行ってもらう」

「職場体験?」

「ああ。お前らは一足先に_____」


職場体験というのに然程興味がない優雨はヒーロー名に考えを巡らせる。ヒーローになるつもりもなかったので一切考えてなかったのだ。というかそもそも優雨は呼び名を自分で考えるとは考えていなかった。


「まぁそのヒーロー名はまだ仮だが、適当なもんは___」

「つけたら地獄を見ちゃうよ!」


相澤の言葉に被さるように言った声。声のする方を見るとそこには18禁ヒーローのミッドナイトが居た。18禁なのに高校の先生とはこれ如何に。


「学生時代につけたヒーロー名が世に認知され、そのままヒーロー名になってる人多いからね」

「まぁ、そういうことだ。その辺のセンスをミッドナイトさんに査定してもらう。俺はそういうの出来ん」


話が終わり、配られたボーダーに目線をやり、ふむ、と優雨は考えを巡らす。ヒーロー名というのは自分の名前じゃダメなのだろうか。そう考えているうちに3分程の時間が過ぎ、ミッドナイトの「出来た人は発表してね」という陰キャには辛すぎる爆弾発言をした。因みにこのクラスに陰キャはいない。喋るのが苦手な人はいるが。そう言われ、1番先に出てきたのは青山だった。「行くよ」と1泊置き、両手でボーダーを上に掲げる。


「輝きヒーロー、I can not stop twink ling.訳して、キラキラが止められないよ☆」

「「「「単文!?」」」」

(あい…きゃんと……すぷ……?)

「ここはIを取ってCant’にした方が呼びやすい」

「それね、マドモアゼル」

((((いいのかよ………))))

「じゃあ次あたしね!!ヒーロー名、エイリアンクイーン!」

「血が強酸系のあれを目指してるの!?やめときな!」

「ちぇ〜」


初っ端から変なものばかり出してくるので大喜利みたいな雰囲気になった所で、次に発表するのは蛙吹だ。


「小学生の時から決めてたの。梅雨入りヒーローFROPPY」

「可愛い!親しみやすくていいわ!」


会場(教師)の雰囲気を変えてくれた蛙吹にFROPPYコールが湧く。高校生のノリは大抵こんなもんである。知らんけど。因みに優雨は皆さん元気ですねくらいの感覚で傍観していた。





それぞれが発表を終え、残すは飯田、緑谷、爆豪、優雨の4人であった。轟がショートで良かった為、優雨もフルネームにしようとしたがそれじゃあつまらないと言われ却下された。鬼殺隊で呼ばれている写柱にしようと思ったが、万が一バレてはいけないので自分で却下した。


(………雨……)


優雨は炭治郎が好きだ。だが、憧れもしている。炭治郎はいつも皆の救いであり、太陽だからだ。優雨はあんな風になれないが、少しでも近付きたいと思うのだ。炭治郎の言葉、笑顔に何度救われた事か分からない程に炭治郎は正しく太陽であった。


(炭治郎のように皆を照らす太陽の様にはなれないけれど、少しでも皆の心を潤すことが出来れば……)

(なんて、こんな私に出来るはずもないのに…)


もしも皆が泣いていたら、優雨は何も言えない。ただただ、傍に居ることしか出来ない。他の人にとってはそれが心地よく、好ましく思っているが優雨はそれに気付かない。名は体を表す、先程相澤が言っていた言葉だ。ならば、と筆を走らせる。少しでも近付きたいからと、そう思いながら書いたボーダーを持って教壇の間に立つ。


「……好雨。これが私のひぃろぉ名です」

「好雨?それって確か都合よく降る雨のことよね」

「はい」

「どうして好雨なの?」

「……少しでも、憧れに近付きたくて」

(皆の心を、潤せたなら。それが出来なくても、泣いているのがバレない様には出来るから)


優雨は雨は好きだ。親友の言葉もあるが、なにより雨は泣いているのがバレないから。弱い自分を隠してくれるから。















終わり方わかんなァい(いつものこと)

ヒーロー名はまじ適当です。思いつかなかったんで調べて出てきたヤツをそれっぽく書いただけっす。‪⸜(‪ ˶ ᐛ˶)‪⸝テヘ

てかヒーロー殺しどうしよ。職場体験(お館様が用意した)にいたから関わらなかったってことにしとくか???誰か俺に才能分けてくれ……………

鬼殺隊とヒーローは分かり合えない

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ワクワクが止まらない!頑張ってください!続き待ってます!

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