まだ幼い僕には
できることがまだ少ない。
中学三年。
この時点で雄英を受けることはなかった。
でも一つ夢がある。
“ヒーローを助けられる人”
ヒーローが市民を助けるのなら
ヒーローは誰が助けるのか。
そう言うことを考えて、
なりたいものが少しずつ光ってきた。
僕は高校一年生の若さで
“教師資格”、”公安委員”
この二つを取得した。
個性がなかった。
やることがなかったからかな。
する事が勉強、個性研究くらい。
こんな大きな資格を取れるとも思ってなかった
公安スタッフ)緑谷さん、お忙しい中少し相談がありまして。
出久)はい、どうしました?
公安スタッフ)雄英から貴方とお話がしたいとご相談がありまして。今からお向かいすることは可能でしょうか?
出久)丁度資料も終わりましたし、大丈夫ですよ!
(個性もないのに、雄英から僕を呼ぶなんて不思議なことだな。)
公安スタッフ)それでは向かいましょう。
出久)わぁ,..雄英ってこんなおっきかったんだな。
公安スタッフ)緑谷さんと直接話したいとのことなので、私はここで失礼します。スマホに雄英の案内図は送っておきました。それでは。
出久)あ、はい!ありがとうございます!お話終わり次第お電話致します!
雄英…か。
とっくに諦めた場所。
来ることなるなんて思いもしなかった。
??)貴方が…
出久)わっ!すいません!公安所属の緑谷出久です!!!
??)そんな硬くならなくても大丈夫ですよ。
出久)ふぅ…ちょっと緊張しすぎました…。
??)貴方のことは俺が呼びました。…あぁ、名前がまだでしたね。俺は相澤消太。ヒーロー名はイレイザーヘッドです。
出久)イレイザー!宜しくお願いします!
相澤)高校生にしては礼儀がいいな…。
出久)へへへ…ありがとうございます!
相澤)それじゃあ、中に案内します。
出久)ここが雄英…!すごいなぁ…。
相澤)生徒達にも配慮しながら、学校生活を送っています。
出久)さすが雄英!
僕も…入りたかったなぁ…(ボソッ
相澤)…何か言いましたか?
出久)あ!いや、独り言です!僕昔からこう言う癖があって…。
相澤)…まぁ、いい。さて、着きました。
出久)え?着いたってどこに…
相澤)会議室です。貴方には雄英に協力して欲しいんです。
出久)僕…が?
相澤)緑谷さんの素晴らしい分析力と判断力。貴方ならサイトをプロヒーローに導けると断定しました。
出久)…!もちろん!引き受けさせてもらいます!
ずっと一人でしてきた妄想が、
今、現実へと変わった。
相澤)さて…会議と説明は終わりだ。公安に帰るなり、見学してから帰るなり、好きにしてもいいぞ、緑谷先生?
出久)イレ…相澤先生!いきなりその呼び方…なんと言うか…恥ずかしい…。
相澤)今から呼ばれ始めるんだ。慣れとけ。俺は担当の教室に戻るが…見学、くるか?
出久)後ほど行かせてもらいます!!!
相澤)俺の担当1ーAだ。
出久)ありがとうございます!!
タッタッタッ
相澤)…無邪気なのに態度はいいんだよな。
俺も行くか。
雄…英…。
個性が無い僕が来れるなんて
思いもしなかったんだ。
_____その日は近い。
…?
なんだ?
空耳かな…。
あ!相澤先生に会いに行かなきゃ!
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コメント
5件
かっちゃぁぁぁぁん!間違っても殴るなよぉぉ!?
リクエストあったら教えてね
とりあえず続き気になる ~ ^^