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AfterStory 奏斗side
雲雀にもう一度告白をした日。
雲雀なりのOKの返事が買えて。
もう少し後に言おうと思っていた事を
セラフさんに言われちゃって
雲雀に同じ会社だということがバレた。
可愛いの、雲雀。
もうあとはバイバイだけなのに、
僕の手握って離さないの。
可愛いってしょ?
狙っちゃダメだよ?僕の雲雀だから。
可愛いからさ、来週くらいに
言おうと思ってたんだけど
離さない雲雀が可愛くて
風「2人で暮らそっか」
って言っちゃった。
風「嫌?」
何も言わないから顔を覗き込んで言えば
渡「んなわけねぇ⋯って」
って顔を赤くして。
風「ははっ、なら良かった。
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎そしたらいつでも2人で入れるもんね。
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎好きだよ、雲雀。愛してる」
そう言って抱きしめると、
雲雀からまさかの言葉。
渡「奏斗、愛してる」
ちょっと照れくさそうに言う雲雀が可愛くて。
雲雀から素直に愛してるなんて
言われると思ってなくて。
なんか僕の顔まで赤いかも。
なんて思って。
まだ名残惜しそうな雲雀に
「明日も会えるよ」なんて言って家に入れた。
来た道をかえりながら僕は、
叶さんに、電話をかけた。
叶「もしもし?」
3コール日で出てくれた叶さん。
風「奏斗です」
叶「おお、どうした?」
風「全部⋯思い出せました」
そう言うと、叶さんは悲しそうな声で
「そっか」と返してきた。
『叶⋯さん、雲雀⋯死んでないんですよ』
そう言えば『は?どういうこと?』なんて
声が大きくなって。
風「僕もなんでか。は分からないんですけど、
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎叶さんが言った手紙読んだら
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎一気に思い出して」
叶「⋯そっか⋯良かった、良かったね」
少し涙声で。
風「あの⋯叶さん」
叶「ん?」
風「なんで、
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎手紙のアドバイスくれたんですか?」
聞きたかった。
なんでそのアドバイスをしてくれたのか。
少しの沈黙の後
叶「⋯僕が、忘愛症候群だったから」
そう聞こえた。
風「⋯え?」
叶「僕も奏斗と、同じ応愛症候群に
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎なったことあんだよね。
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎僕の場合は相手が交通事故で。
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎その時に思ったんだ、手紙とか残しとけば
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎少しでも長くあいつと居られたな⋯って。
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎だから」
風「⋯かなえさん⋯」
衝撃だった。
叶「奏斗」
衝撃で何も言えない僕を叶さんが呼んだ。
叶「幸せになれ。幸せにしてやれ」
叶さんが出来なかったこと。
僕が、僕が雲雀を幸せにする。
絶対に。
風「・・・はい!」
そんな意味を込めて返事をすれば
「うるさっ」なんて笑って。
「頑張れ」そういって電話を切った。
愛する人の死。
それがないと思い出すことは無い。
それが忘愛症候群。
奇跡でも起きない限り、思い出すことは無い。
そう言われていたのに。
僕は思い出せた。
これは紛れもなく奇跡で。
だからこそ、今、今日、
掴んだこの幸せを離さないと心に違う。
⋯⋯雲雀。
ごめんな、沢山泣かせて。
雲雀の事が
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎────大好きで、愛してる。
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