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テラーノベル(Teller Novel)
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「──はぁ、まさかこんなことになるなんて思わなかった」

咫穏(シオン)はそっとため息を吐く。

(正直言って戦いづらいな……)

その瞬間──

目にも止まらぬ速さで移動し、鋭い爪が咫穏の首筋に向かって振り下ろされた。

「…………」

寸前で避ける。

「それ以上“鬼”になったら戻れなくなるよ」


紅紫くん


紅紫色(こうししょく)の“鬼”はまるで獣のように歯を剥き出し咆哮を上げる。鋭い目付きで睨(ね)めつけた。

「……やるしかないか」

“鬼”と烏の戦いが幕を切って落とされようとしていた。

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