〜ないこくんside〜
自己紹介はすぐに終わり席は俺の左斜め横。漫画やアニメだったら俺の隣だったのにな…なんてありもしないことを思う
「ねぇねぇいふくんってどこから来たの?」
「いふくんって身長高いね!かっこいい〜!」
転校生の周りに女子が集まり色々喋りかけているようだ。そんな中男子はかっこいい転校生にあまりいい気はしていない表情だった
きっと自分の好きな女子が他の男子に擦り寄っている所を見て嫉妬している人が何人かいるのだろう
「あー……はは…」
そんな嫉妬の眼差しを感じ取り気まずそうにしている転校生がちょっと可哀想だな…なんて思いながら横目で見る。
「……! ねぇ、そこのピンクの髪の子」
『……?』
ピンク髪…?と周りをキョロキョロしていると転校生は女子達の間を通って俺の席の前まで来る
「君だよ…!」
『へ…ぁ…お、俺ッ…?』
まさか話しかけられると思っていなかったから少し間抜けな声が出てしまった
「ねぇ、良かったら友達になってくれない?…男の子の友達…欲しくてさ…w」
転校生は俺に何か話しかけているが、俺はどんどん顔が熱くなりどこを見たらいいのか分からなくなるほど胸がドキドキして苦しくて頭の中が真っ白になってしまった
「……?どーしたの…?」
ずいっと俺の顔に近づく転校生
そのせいでまた顔に熱が籠る
『あ……ぅッ…//』
俺は顔を逸らしそのまま俯いてしまった
「……だめ…だった…?」
上の方から少し悲しそうな声が聞こえ
俺はやってしまった…と思い慌てて顔を上げ
『だッ…ダメじゃないッ…です…//』
と、言った
「よかった…ありがとう!」
いちいち彼の言動、行動にドキドキしてしまい俺はこんなこと起きるのは初めてで少し…いや、結構戸惑ってしまった
彼の事を見ると周りがキラキラしていて、眩しくて…じっと目を見ることが出来ない
そして顔が死ぬほど熱くなる
多分…きっと…俺は転校生の猫宮いふに
【恋】というものをしてしまった。
コメント
9件
ドキドキしてる桃くん可愛すぎます(_;'-')_♡う"っ
うぉぉおおおおおおおおおおおお(え
あぁぁあ続きが更新されてるうぅうっ!! 桃くん可愛すぎだろぉ…_:(´ཀ`」 ∠): 毎回神作すぎて泣けます(?) この連載めっちゃ好きです…ッ(泣) もうほんとにこういうほのぼのが いいんよ!!!!((うるさ 学パロ最高ぅううううっ!!((2回目 青桃ありがとうございます… 今回も無事尊死しました…(( 続き楽しみに待ってます!!!!