救いようのない罪に…救済と復讐を…..
ゴーン….ゴーン….
鐘の音が鳴っている夜が明け、朝が訪れる…
皆は墓の前に集まっていた
そこに居たのは
「気高き 古の悪魔が 蘇り 「誰か」に憑き 穢れし 村人の魂に 「救済」 を 施すだろう」
神託を読みあげる神官
「….なんで!なんでだよ!!…」
泣き崩れる双生の片割れ【彰人】
「…..」
無言で墓を作っている葬儀屋【類】
会議の時間が来た
「…この中の誰かが….やったんだろ!!!」
声を荒らげる彰人
「っえ…?絵名さんを..あんな目に?…」
困惑する顔を見せる杏..
「…はぁ…悪魔だとか..ゲームだとか…興味ないよ….」
精神が疲れてしまったのか、目の下に隈が出来ている瑞希
「ッ!!!誰なんだよ!出てきてくれ!頼む!!!!」
泣きながらもみんなに訴えかける司
「….悪魔なんて…とても非科学的だね….」
悪魔の存在を疑い始める類
そんなギスギスした空気の中、ある一人の男が宣言した
そして結果は誰も処刑されずに一日が終わろうとしている。
「っ!!….(ヤバい!このままだと!..)」
キンッ…!キンッ….!と金属と金属がぶつかる音が響く
「はぁっ…はぁっ……っあ!!」
冬弥は剣を疲れて離してしまった…そしてそこを襲うのが悪魔…
ギィィィィィ….
棺桶の閉まる音がしたと同時に冬弥は永遠の眠りについた….
コメント
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早速読んだぞ!!結末を知ってるからこそ悪魔はどんな気分だったのか知りたいな…、