文字化化
原作とは異なります
本人様とは一切関係ありません
雪夏「私も現世に好きな人がいるんだ」
時雨「えっ、そうなの!?✨」
雪夏「そう!嶺斗さんって言う違う部の人なんだけど…すっごく優しくてかっこいいの!」
時雨「そうなんだぁ!✨付き合えるといいね!」
雪夏「その前に現世に帰らなきゃだよ…泣」
時雨「確かに〜!」
帰るという重要なことを忘れそうになっていた時雨ちゃんに泣きをいれた
雪夏「…ところでここどこ??」
時雨「うーん…フードの男さんはよーくん連れて行っちゃったし…」
時雨ちゃんは少し考えた後…
時雨「そうだ!やーさん探したらいいんだ!✨」
雪夏「やーさん?」
時雨「そう!フードの男さんと治安維持を担当してる怪異!もう1人恋人の美紅ちゃんって子がいるんだけどね〜」
雪夏「女の子…仲良くなれるかな?」
時雨「美紅ちゃんは大和先生以外に興味無いから無理だと思う!!」
キッパリと希望を捨てられてしまった…
雪夏「そっかぁ…泣」
雪夏「でもその人を探せば出口に案内してもらえるかもなんだよね?」
時雨「うん!人間に友好的な怪異だから大丈夫!」
雪夏「じゃあ早く行かな」
ズキッ
雪夏「…え…」
私は自分の目を疑った
おかしい
こんなのおかしい
なんで私の髪と左手…
時雨「どうしたの?雪夏ちゃん」
雪夏「時雨…ちゃん…私の手と髪が…おかしくて…」
時雨「うん…?あ、怪異化…始まっちゃった?」
雪夏「ど、どういうこと!?」
時雨ちゃんはとんでもない事を口にする
時雨「ここの空間に長くいたら怪異になっちゃうんだ」
雪夏「そ、そんな…私は人間のままでいたいよ!!」
時雨「うーん…でも進行を止めることは出来ないから…急ぐしか方法はないよ〜」
雪夏「は、早く行こう!!」
私は時雨ちゃんの手首を掴んでつい走ってしまった
時雨「い、痛い〜!泣」
雪夏「あっ…ごめんね…」
ハッとなり手を離すが、手はくっきり痕が残ってしまっている
時雨「ううん!大丈夫!でもむやみに走ったからここがどこかわかんない!」
雪夏「え、ぁ」
慌てて周りを見渡すが景色は変わっていない
雪夏「嘘…どこか分からない…泣…嫌…怪異になんかなりたくない…ッ」
時雨「雪夏ちゃん落ち着」
雪夏「嫌…!泣いやぁぁぁッ!泣」
アレ?ワタシオカシイ
シグレチャン?
ナンデブキヲモッテルノ?
トメナキャ
雪夏「…」
時雨「あっ 」
ザクッッ
大和『君 大丈夫?』
時雨『私 ない 怪我 ない 問題!』
大和『良かった』
時雨「雪夏ちゃん…暴走しちゃった」
大和『彼女 危険 すべき 殺す』
時雨『彼女 〜ではない 危険』
大和『彼女 危険 違う?』
時雨『そう!』
大和『分かった』
時雨「仕方ないから銀髪の男さんの所に連れていくねぇ〜」
大和『OK』
雪夏「…う…ぁ…」
時雨「あ!おはよう!雪夏ちゃん」
雪夏「…あれ…ここは…」
銀髪『君 目覚めた?』
雪夏「銀髪の男さん…」
そうだ…私の髪…
雪夏「時雨ちゃん、鏡ってある…?」
時雨「あそこに全身鏡があるよ〜」
雪夏「ありがとう…」
え?
私…
白い…なんで?
雪夏「嘘…目も…肌も…髪も…全部違う」
時雨「どうしても原型が留められなかったから変わっちゃったんだ」
雪夏「…そん…な…」
それを最後に…私は目眩がして倒れた
時雨「雪夏ちゃん!」
視界がぼやけて…何も見えなくなった
??「また…失敗…か」
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