注意
ご本人様無関係
シャオロンメインのお話
地雷さん回れ右
病み部分などあり
それでもいいよって方はどうぞ!
ut side
きょー「え、、、?」
ut「いやなんでもないっす、、、」
俺はそう言って笑った
今、笑えてるのか?
退院したら、シャオロンのとこいって、もう一度話をしたい
シャオロンが、病院を去ってから、一度も来ていない
まだ、車イスで移動するのがやっとの俺は、彼がなにを思っているのかが気になっている
きょー「元気、出してね?」
ut「はい、、、」
きょーさんは心配そうに俺を見る
ut「あの、、、シャオロンって、なんかあります?」
きょー「何かって?」
俺は、前から気になっていたことを話す
ut「いや、、、リスかとか、痣の跡とかあって、、、」
入部したとき、体育での更衣、みんなで旅行行ったとき
シャオロンを助けたとき
腕にあった傷は、見間違いでもなんでもなかった
きょー「あー、、、俺から言っていいんかわからんけど、、、」
ut「そこをなんとか!」
俺が念押しすると、きょーさんは、ふぅ、と息を吐いていった
きょー「虐待、受けてるんだって」
ぎゃ、、、虐待、、、?
虐待って、、、暴力とかってこと?
ut「リスかとかは、、、それによるものか」
きょー「そうだと思う、俺が眠ってた3年間、シャオロンは虐待を受け続けていたのかも」
そう言って、悔しそうにきょーさんはうつむいた
ut「薄々、気づいてたんっすけど、、、見て見ぬふりをしていた、俺がバカやった、、、」
なんで、知らないふりをしてたんやろ
いつでも助けられたのに
シャオロンが飛び降りる前まで、俺はなにをしてたんや?
ずっと、追い詰めてたのは、俺のほうやったのかもなぁ
きょー「俺は、親に話をしてみる、、、シャオロンにとって辛いことかもしれないけどね」
きょーさんはそう言った
ut「きっと、シャオロンは辛いと感じてるはず、、、学校ではあんなに明るく振る舞っているけど、きっとそうではなかったんだと思います」
シャオロンは強がりやから、、、
めったなことで自分の弱さを見せない、立派な人間
俺なんかとは違うかった
強い人間や、シャオロン
ut「俺も、体調がよくなったら、改めてシャオロンに聞いてみます」
きっと、俺が、、、助けるから
きょー「そうなんだけどね、大先生が言ってたように、俺から連絡しても、一切返信してこない」
え、、、?
ut「っていうか、あんまり先生っていわれるとはずいっすけど」
きょー「だよね、俺も年下を、先生って呼ぶことないからさwww」
ですよねー?
あ、話がずれた、、、
返信が来ないって、、、
ut「ラインの既読とかはつくんですか?」
俺がそう聞くと、きょーさんは首を横に振った
きょー「今、どこにおるんやろ、、、」
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