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瀬名 紫陽花
「ふぅ、やっとお終いか…。」
自分の持っている授業を終えて一息つく。正直、朝の呉宮先生の心の中を覗いてしまってから仕事に集中できなかった。あのソーダの効果時間は24時間だったし、出来れば効果時間内にいい感じになれるかな…なんて。どうせあの人仕事熱心だし職員室で残業でもしてるだろ。
予想通り彼は自席で作業をしていた。
「お疲れ様です」
「ん、?冴島か」
『なんでいつ見ても格好良いんだよこいつは』
おっと、褒め言葉貰えちゃった。
「お仕事どうですか?まだかかりそうですかね。」
「何故そんなに俺のことを気にする?」
「気になっちゃいますもん。助けてあげたくなるって言うか…」
「下に見られているのか」
「いやいやそういう意味では!」
「ならなんだ。やることがないなら早く帰ればいい。」
「手伝いますよ!!あ、そうだ。終わったら一緒に夕飯でも食べません?」
不機嫌な彼はどんな反応をするんだろう。
一瞬顔を顰めて睨んだ後、また元の表情にもどる。
「まあいいだろう。たまには後輩と絡むのも。」
たまにはってなんだよ。昨晩は俺と色んな意味で絡みまくってたのに、というのは言ったら殺されるな。やめておこう。
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「は???なんでお前の家?」
「え?何かいけないんですか?」
「てっきり外食に行くのかと」
「仕事でお疲れでしょうし、気が抜けた方がいいと思って…。」
「どこが気が抜けるんだ?感性がおかしいな」
『はぁ…昨日も散々したのに』
俺の家=行為だと思われてる…?
勿論その気ではあるんだけど、なんか悲しいな。ここは向こうから言わせてみるか。
「お邪魔する」
「昨日ぶりですね」
「まあな。お前が作るのか?」
「そうですよ?その辺座って寛いでいてください。」
『いい匂いだな。』
『冴島は料理もできるのか』
『苦手なものが出たらどうしよう』
俺が料理をしている間に、呉宮先生の頭の上にはたくさんの吹き出しが出ている。普段の真顔からは想像もできないような想いが見えて結構可愛い。
「出来ましたよ」
「ああ、ありがとう。」
いつもは1人寂しい食卓に呉宮先生が座っていると違和感がすごい。
「美味いな。」
「え、美味しいですか!素直に褒められて嬉しいです」
「いつもは素直じゃないってことか」
「自覚ないんですか……」
「?」
「もうすぐ9時になりますし、食べ終わったら送りますよ」
「え、?あぁ…そうか」
『家に連れ込まれたからそういうことになるかと思ったのに、期待していたのが恥ずかしい』
お、やっぱりしたいんじゃん??
「なんですか?」
「いや、疲れているしもう少し足を休めたいんだが」
「風呂入っていきます?」
「いいのか」
「勿論です。じゃあ待ってますね」
「……その、良かったらなんだが」
「ん?」
「一緒に入らないか………」
「え………?」
あの呉宮先生が、俺と一緒にお風呂に入りたいだと?しかも自分から言ってくれた。こんなチャンス逃す訳には行かない。
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「先生の肌白くてスベスベで綺麗ですね。」
「汚いからジロジロ見るな…」
「あ、耳赤くなってる…可愛い」
「なんで初めて見るみたいな目つきで見てくるんだ。昨日も散々見ただろう?」
「いやぁ…改めてえっちな身体つきだなあと」
「は?何がだ」
『そんなじっくりと見られるとドキドキして動けなくなる…♡』
「呉宮せんせ、俺に隅々まで見られて興奮しちゃったの?」
「そんなわけ」
「ふーん?身体は正直なのにね?」
「あ……」
口では嫌がるくせに、呉宮先生のモノはだんだん大きくなってきている。
「んっ…♡あ、ぅ…ま、待て!ここでするのか!? 」
軽く体に触れるだけで可愛い声を漏らしてくれる。
『お風呂でしたらどうなってしまうんだろう…気になって腹が疼く♡♡』
「お望み通りここでしてあげますよ」
コメント
1件
もうめっちゃ大好きです