【注意】
・💜☃️が少し病み?
・捏造
・ご本人様とは関係ありませんので迷惑をかけないようお願いいたします
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♢ side Watanabe Shota
康二とめめが何故喧嘩をしたのかは知らない。あんまりあの2人が喧嘩する事は無いし、それに対してあまり怒らない涼太が怒鳴ったっていうのも気になる。
……だから、幼少期から涼太を知っている俺が行かなければ。
「涼太。」
静かな部屋で俯いている涼太、と慰めているであろう阿部ちゃんが居た。
Abe「!、翔太来てくれたの?」
「涼太が久々に怒ってたって聞いたから。」
Abe「……詳しい理由は?」
「康二とめめが喧嘩して、それを怒鳴ったって事しか知らない。」
Abe「……翔太に話してもいい?」
Date「……、」
彼はこくりと頷く。
「(戻るのにも時間掛かりそうだなー。)」
Abe「……その、照の事で康二とめめが言い合いになっちゃって。」
「照?何で?」
Abe「……そもそも、ライブをするって言う行為自体が照を無理させてるんじゃないかって康二は言ってて。」
「……あー。」
Abe「リハビリで無理させてしまうからライブをやらない方が良いって言うのが、康二の主張。」
「めめは?」
Abe「ライブをやるって言うのは照が決めたんだから、俺達がどうこう言う必要は無い。その目標を叶える為に今照は頑張ってるんだから俺達がそれをサポートするべきだって。」
「……それでずっと言い争って、涼太はそれに怒鳴ったと。」
Abe「まぁ簡単に言うとそんな感じかな。」
「……何でお前が落ち込む必要があるんだよ、お前は喧嘩を止める為に怒ったんだろ?」
Date「……確かに俺は喧嘩を止める為に怒った。でも、俺は無理矢理だ。あの2人に圧をかけて、無理矢理にでも喧嘩を止めさせた。」
「(なるほどねぇ……。)」
Date「俺の所為で空気も悪くなったし、もうあそこにはどう戻れば良いか分からない。この状態じゃライブも続けれそうにない。間接的に照だけじゃなくて、俺達の目標も壊した。」
「……。」
Abe「舘様……。」
「……ったく、お前は1人で考えすぎ。」
俺はしゃがんで、彼と視線を合わせる。
「康二とめめがそのまま喧嘩してたら、多分ライブ出来なかったぞ。」
Date「え……?」
「だからお前の行動は正しいと俺は思う。」
Date「……、」
「まぁ俺からも一応あの2人には話聞くけど、お前がそこまで自責する必要は無いし、結果的に喧嘩は止まったんだからそれで良いんじゃね?」
Abe「そうだよ、止めてくれてありがとう舘様。俺じゃどうする事も出来なかったし、ラウールも歳下だから言えない事もあっただろうしさ。」
Date「……うん、」
「んじゃ、あの2人んとこ行ってくるから、阿部ちゃん涼太のこと任せた。」
Abe「任せて!」
Date「……翔太、」
「ん?」
Date「……ありがとう。」
「……おう。」
Abe「(ゆり組ぃぃ……。)」
♢ side Iwamoto Hikaru
Saku「ていうか、何で康二とめめ喧嘩したんだろ?あの2人って普段仲良いからあんま喧嘩しないよね?」
「まぁそうだな。」
Saku「……まぁ、しょうもない喧嘩だと良いけど。」
「……。」
その時だ。
ピリリリリ……ピリリリリ……
Saku「!、誰からだろ?」
佐久間の携帯が鳴った。
Saku「……あれ、翔太だ。」
「翔太?」
相手は翔太かららしい。佐久間はすぐに携帯を耳にする。
Saku「もしもーし、どしたの?」
「……。」
Saku「え?」
「?、」
♢ side Fukazawa Tatuya
舘さんの様子を見に行った阿部ちゃんが帰ってくるかと思いきや、何故か照のリハビリに言っていた翔太が楽屋に帰ってきた。
「しょ、翔太?」
Rau「どうしたの?」
Shot「……や、2人に用があって来た。」
と、康二とめめに目を合わせる。
Koji「……、」
Ren「……俺ら、っすか?」
Shot「喧嘩したらしいじゃん。」
Koji「っ何で知ってるん……、」
Shot「涼太から電話来た。だから俺が来たんだよ。」
Ren「……舘さん……から……?」
Shot「……ったく、照の事で喧嘩したんだって?」
Koji「っ俺照兄に言ったんや、無理しちゃあかんって、約束した。」
Shot「……んで、めめは?」
Koji「……ライブをするって照君が決めたんだから、俺達はそれをサポートしなきゃダメだと思う。」
Shot「……ふーん。」
翔太はある程度理由を聞いてから、スマホをポケットから取り出した。
そして、スマホに向かってこう言った。
Shot「だってさ、照。」
Koji「え、」
Ren「!、」
Hika『……そうだったんだ。』
電話の向こうからは、照の声がする。
Koji「照兄……、」
Hika『……2人とも、よく聞いて欲しい。』
Ren「っ、」
そして、一呼吸置いてから照は話し始めた。
Hika『まず康二。』
Koji「……、」
Hika『俺の事心配してくれてるんだよな。前に康二が来た時も、無理しないで欲しいって言って、真っ直ぐな目でお前は俺を見てた。だからあの時、俺の事を本気で心配してるんだって思った。』
Koji「っそやで、」
Hika『……めめ。』
Ren「……はい、」
Hika『めめは俺だけじゃなくて、Snow Manとしての目標を大事にしてくれてる。そして、それを壊したくないっていう気持ちが伝わる。だって、最初に俺が言った目標だったから。それに着いてきてくれるんだって凄く思った。』
Ren「……そう、です……照君が言った目標だったからこそ、俺は一緒に叶えたかった。」
Hika『……2人ともありがとう。』
Shot「……で、これを聞いて照はどうすんの?」
Hika『俺の決めた事は変わらない、ライブはする。絶対に。』
Koji「っ照兄、でも……!」
Hika『大丈夫、俺は無理しない。今日だって、いつもの倍は歩けるようになった。これも全部皆のサポートのおかげ。』
Rau「ほ、ホント!?」
Hika『うん。』
「照……良かった……、」
Hika『……でも、康二。これは皆にも頼みたいけど、康二には特に頼みたい。』
Koji「……何を……?」
Hika『もし俺が無理しようとしてたら止めて欲しい。』
Koji「……。」
Hika『……康二と約束しただろ?これだけは守りたいから。』
Koji「っ、うん……分かった。」
Hika『……んじゃ、俺から話したい事は以上かな。』
Shot「ん、じゃ切るぞ。」
Hika『あちょっと待って、1個だけ。』
と、翔太の手を電話越しから制止した。
Hika『2人とも仲直りしろよ?あと、舘さんともな。』
そして電話はそこで終了した。
……そこからは少し沈黙が続いたが、それを破ったのは康二だった。
Koji「……めめ、ごめんな。俺の気持ちばっか通そうとして……。」
Ren「っううん、俺こそごめん。俺も照君に対する康二の気持ちちゃんと分かってなかった。」
Shot「……んじゃ、後は頼んだ。」
「え、ちょっ翔太どこに?」
Shot「だって照のこと佐久間1人に任せてるし、解決したら帰るつもりだったから。」
「……、」
あ、なんだろう。
少し、ズキってした気がする。
「(何だよ……この気持ち、)」
Koji「しょったありがとな。」
Ren「ありがとう。」
Shot「解決したんなら良かった。涼太とも話し合えよ。」
Koji「おん。」
そして翔太は楽屋から出ていった。だけど俺の心の中にはまだモヤモヤが残っているばかりだった。理由は分からないけど。
「……っ、」
でも、これだけは分かる。
「(しんどい……、)」
Rau「ふっかさん?」
「!、あごめん……どした?」
Rau「今から康二君とめめが舘さんの方に向かうんだけど、一緒に行く?」
「あー……まぁまた何かあったら怖いしな、一応着いてく。」
Rau「じゃー俺先に行って阿部ちゃんに入っても良いか聞いてくるね。」
「うん、頼んだ。」
そして俺は1人、楽屋に居た。康二とめめはラウールに着いていったらしい。
「……はぁ、」
俺らしくない溜息をついて、またさっきのズキズキを思い出す。
「(何なんだよ……、)」
コメント
1件
ふっかどうなるんだろう?🥺続き楽しみ〜〜〜😆