テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
#小6
エイムねこ@_Cat🍅💚
19,653
🐊
187
95
335
⚠︎注意⚠︎
・d!の二次創作です。
・ご本人様とは関係ありません。
・微BLあり。
・エセ関西弁あり。
kn視点
もう空は真っ暗だと言うのに、辺りが明るく、賑わっている。
焼きそばやイカ焼きなどの食欲を唆る匂いに混じって、フルーツ飴やかき氷などの甘い匂いも鼻を通る。
スマホと財布をポケットに入れ、真っ赤な鳥井をくぐると、そこはまるで別世界のようだった。
kn ) はーっ、やっとか!
そう、今日は毎年恒例の夏祭りだ。
いつもなら誰かしら誘ってここに来るが、今年はそんなことをしている場合ではない。
俺には使命がある。
今年の夏祭りで起こる火災事故を、なんとしてでも止めるのだ。
kn ) て言っても、原因が分からへんねんな…
見えた未来は、屋台から屋台へ次々と炎が燃え移る場面だけ。
こんなんで、本当に火災事故を止めることはできるのだろうか。
kn ) でも、諦める理由にはならへんし!屋台全部回るぞ!
ドンっ!
その瞬間、背中を誰かに押された。
転びそうになりながらも、なんとか片足で踏み込む。
kn ) 誰やッ!!
振り返ると、おもしろそうに笑っているショッピがいた。
kn ) …ショッピっ!?
shp ) 転ばなくてよかったですね笑
kn ) おまえ〜っ…怪我したらどないすんねんっ!!
shp ) しょーがないですよ。ど真ん中に突っ立ってるのが悪い。通行妨げてます。
ショッピの後ろには何人かが嫌そうな目でこっちをじっと見ていた。
kn ) 〜〜ッ!けど…!
shp ) ていうか、
ショッピは俺の背中を押し、道の端に寄る。
shp ) さっき、屋台全部回るって言いました?
kn ) …そうやけど?
shp ) でもここ、すごい広いですよ。一晩じゃ回れな…
kn ) それでも回んなきゃならへんねん…っ!!
急に声を荒らげた俺に、ショッピはびっくりした顔をする。
shp ) なんで、そこまで…
kn ) もう時間ないから。祭り楽しめよ。
そう言って、屋台のある方へ歩き出す。
花火が始まるまで残り2時間。
それまでになんとしてでも、原因を突き止めて防がなければ。
すると、後ろから腕を強く掴まれる。
kn ) だから、もう時間が…!
そう言いながら振り向くが、言葉が詰まる。
shp ) 俺も一緒に回らせてください…!
何かを決めたような、けれども何処か悲しそうな、そんな顔をしていて、
断ることはできなかった。
kn ) …どんどん歩くから覚悟しろよ!
shp ) コネシマさんより体力ありますよ。笑
kn ) どーやろな笑
こうしてショッピと一緒に屋台の間を歩いていった。
shp ) ちなみにピコは?
kn ) ピコここにおるやん。
shp ) え?
服の中からピコが元気そうに出てくる。
shp ) 確かにお腹膨れてるとは思ってたけど、なんで服の中に…?
kn ) さあ?
するとピコは飛び跳ねて、ショッピの服の中に入る。
shp ) ひ…っ!くすぐった!笑
kn ) 居心地良さそうやな笑
ピコは満足そうにショッピの胸元から顔を出す。
shp ) …俺が産んだかもしれない。
kn ) 確かに似てるよな笑
shp ) そーすか?
kn ) うーん、なんとなく。
shp ) なんやそれ笑
ショッピの笑顔に少し目を奪われる。
shp ) てか全部回るんすよね。早くしましょ。
kn ) ん、そうやな。
shp ) それにしても、やっぱ全部は無理やろ。
kn ) あ、もう弱音か?笑
片手にきゅうりを持ちながら、金魚をすくうが、 ポイがすぐ破れ、ショッピが笑ってくる。
shp ) 金魚すくい向いてないんじゃないすか?笑
kn ) う、うるさいわ!!これ難しいねん!
shp ) コツがいるんすよ。
ショッピはゆっくり水にポイを入れ、金魚の真下にそっと滑り込ませる。
kn ) ふ〜ん…
きゅうりを一口噛り、ショッピの顔をじっと見る。
こう見ると顔はいい方だと思う。
真剣に金魚すくいしてるとこはまだ子どもっぽいけど。
kn ) お前って彼女とかいるん?
shp ) は!?///
その声で金魚が飛び跳ね、ポイが破ける。
shp ) あ、コネシマさんのせいで破れた…
kn ) 俺のせいちゃうやろ!
shp ) 結局二人合わせて一匹も取れてないじゃないすか。
kn ) え〜、だっていつもクールなショッピくんがあんな反応するとは思わへんやん。笑
shp ) 子どもちゃうしからかわんといてください!
kn ) なに〜?もしかしてほんまに好きな人いるん?笑
shp ) いるわけないじゃないすか!
不機嫌そうに立ち上がる。
kn ) …もう大人になるんやし、好きな子にはじゃんじゃん告っといた方がええでー?
shp ) …これがおっさんからのアドバイスってやつか。
kn ) まだお兄さんやろっ!!
すると、どこからかアナウンスが鳴る。
kn ) …祭りのアナウンスって聞こえづらい時あるよな。
shp ) あー、花火開始30分前らしいですよ。
kn ) へー、今の聞こえたんや…って!30分!?
いつの間にそんな時間経って…!
まだ原因も分からへんのに…っ
shp ) そういえば、屋台全部回れませんでし…
kn ) ショッピ走るぞ…!!
shp ) は?
突っ立ってるショッピの手を掴み、人を避けながら走る。
shp ) は、走ってまで全部回りたいんすか?
kn ) そうや…っ!
shp ) …それでも無理に決まってるじゃないですか。どこか行きたいとこだけでも絞るとか…
kn ) 行きたいとこって言われても…
そう言われ、あの時見た未来を思いだす。
花火が上がり、屋台が燃えている中、女の子がりんご飴を持っていた。
kn ) りんご飴や…!!
shp ) りんご飴?それならそこに…
ショッピの指さしたとこを見ると、りんご飴の屋台があった。
だが、未来で見たところとは違う。
kn ) あれちゃうねん!もうちょっと開けたとこの屋台で…!
shp ) え〜、場所なんてどこでも…
kn ) 早く…!
手を引っ張り、未来の記憶を辿りながら、あちこちへ走り回る。
shp ) コネシマさん、もう花火始まりますよ…!
kn ) いやまだ…!
その瞬間、夜空が明るく光る。
「ドンッ」とその数秒後に大きく鳴り、花火が打ち上がった。
shp ) 花火が…
間に合わなかった。
火事になったのは花火が上がっている頃。
祭りは火が燃え移るのが速い。
もうすぐどこからか火の海となっていくだろう。
shp ) コネシマさん…
隣でショッピが肩を叩く。
kn ) …なに?
shp ) なんか焦げ臭くないですか?
kn ) 祭りなんやし、それくらい…
shp ) いや、そういう意味じゃ…
すると、後ろから「バチッ」と小さく音がした。
りんご飴の屋台からだ。
その瞬間、ビニール袋が燃え出す。
花火の燃えカスがちょうどそこに当たったのだろう。
shp ) コネシマさん、あれ危ないんじゃ…
kn ) ショッピ、屋台の人呼んできてくれ!
そう言って、屋台のある方へ走る。
まだ時間も経っていないのに、ビニール袋から色んなとこへ燃え移っていく。
あっという間に屋台全体が燃え始めた。
kn ) あつ…ッ!どうすれば…!
ドンッ
その瞬間、後ろから誰かがぶつかる。
未来でも見た、りんご飴を持った女の子だった。
わたくし昔からペンの持ち方がおかしくて、 でもやっぱその持ち方で慣れちゃってるから直せんのよね
今まで同じ人見たことなかったんだけど、shaさんも自分と同じ持ち方してることを最近知って、ガチあれは叫んだね。嬉しすぎて
もう一生この持ち方で生きてく。
てか今日はみんなでshaさんの誕生日祝ってこ
コメント
3件

読むのすげー遅れました 多分初コメ失礼します 僕は先輩後輩組が大好きだからこのお話が更新されるたびに楽しみに見ています これからも頑張ってください
あー、読んだ読んだ!夏祭りの話、すごく好きでした! 未来の火災を止めようとするコネシマさんと、なんとか一緒に回ろうとするショッピさんの距離感が絶妙で…特に金魚すくいのシーンの二人の会話、自然で思わずにやけちゃいました笑 でも最後、間に合わなかった感じとりんご飴の女の子がぶつかるところで終わって、続きが気になりすぎます…!火災、どうなっちゃうんだろう😣